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「MSYS2」でネイティブ「Git」が利用可能に、パフォーマンスが大幅に向上

Windows 8.1のサポートも終了

「MSYS2」開発チームのアナウンス

 「MSYS2」でネイティブ「Git」が利用可能になったとのこと。開発チームが2月28日、公式サイトでアナウンスした。

 「MSYS2」(Minimal SYStem 2)は、UNIX/Linux向けのオープンソースソフトウェアをWindows上でビルド・ネイティブ実行するための環境を提供するプロジェクト。Linuxに慣れた開発者がWindows環境で作業する際の便宜を図るため、UNIX風のツールも同梱されている。

 新しいネイティブ「Git」の導入は、「Git for Windows」の開発チームの協力で実現したとのこと。これまではUNIX互換レイヤー「Cygwin」をベースとした「Git」しか選べず、ネイティブ実行に比べパフォーマンスの点で不利だったが、この弱点が解消される。

「Cygwin」ベースの「Git」とネイティブ「Git」のパフォーマンス比較

 ただし、「MSYS2」のネイティブ「Git」はまだ十分にテストされていない点には注意。開発チームは、問題や不足している機能があれば知らせてほしいとしている。

 また、Windows 8.1のサポート終了も併せてアナウンスされた。Windows 8.1は3年前にMicrosoftによるサポートが打ち切られており、「Firefox ESR」による対応も終了する。また、「MSYS2」のダウンロード統計でもWindows 8.1ユーザーは0.05%に満たないことが確認されており、これ以上のサポートは不要と判断されたようだ。今後はWindows 8.1での動作は保証されなくなるため注意したい。