やじうまの杜
C++言語に「ネコミミ」演算子!? かわいい顔して強力なメタプログラミング機能を提供
「C++26」で導入へ
2026年6月16日 17:46
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
C++言語に新しい演算子「^^」が追加されるとのこと。標準化委員会はこれを「the cat-ears operator」(ネコミミ演算子)と呼んでいます。ニコニコ顔にも見えますが、ネコミミです。
C++ just got a new operator
— CPPAlliance (@CPPAlliance)June 15, 2026
It looks like this: ^^
The committee calls it "the cat-ears operator." It's the gateway to the biggest language change since templates 🧵👇pic.twitter.com/72dTjNoHyQ
この「^^」演算子は、「C++26」で導入される静的リフレクション(reflection)機能に関するものです。型や関数、変数といったC++のエンティティ(要素)にこれを付けると、そのリフレクション値(std::meta::info)を取得できます。
つまり、(実行時ではなく)コンパイルするときにコードの構造――型のメンバーや名前など――を調べ、さまざまな追加処理を行うことが可能。これまで複雑なテンプレートメタプログラミングが必要だった処理がスッキリと記述できる……らしいです。C++言語の歴史に残る大変革になりそう。
// 型 S の非静的データメンバーを列挙して、その名前を1つずつ出力
constexpr auto ctx = std::meta::access_context::current();
for (auto m : std::meta::nonstatic_data_members_of(^^S, ctx)) {
std::println("member = {}", std::meta::identifier_of(m));
}
なお、「C++26」は2026年3月に標準化作業が完了しており、2026年後半にもリリースされる予定です。コンパイラーによるサポートが進めば、広く利用できるようになるでしょう。





















