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「WordPress」公式のブラウザー拡張機能が登場、「Chrome」「Safari」で提供開始

個人プロジェクトが公式に

「WordPress Browser Extension」

 米WordPress Foundationは8月13日(現地時間)、「WordPress」公式のWebブラウザー拡張機能「WordPress Browser Extension」を公開した。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」。「Google Chrome」および「Chromium」系のWebブラウザー、「Safari」(macOS)に対応しており、それぞれの「Chrome ウェブストア」、「Mac App Store」から無償でダウンロードできる。「Firefox」と「Microsoft Edge」のアドオンストアでも、今後の対応が予定されている。

 「WordPress」サイトをログイン状態で閲覧すると、画面の上部に「管理バー」が表示される。これはダッシュボードや編集画面、プロフィールへすぐ移動できて便利な半面、ビューポート(閲覧画面)を占有してしまうという問題がある。訪問者が目にするのと同じデザインでページを確認できない上、固定ヘッダーやスクロール連動の演出を採り入れた「WordPress」サイトではデザインに狂いが生じることもある。かといって、管理バーを無効化してしまうのも不便だ。

閲覧ページが「WordPress」で構築されていることを検知して、管理者・開発者向けの各種機能を提供

 そこで開発されたのが、今回リリースされた「WordPress」公式の拡張機能だ。以下の機能が提供され、管理バーを隠しても不便を感じることなく「WordPress」の諸機能にアクセスできる。もともとは個人プロジェクトとして開始されたが、のちに公式のプロジェクトに加えられたという。

  • 「WordPress」サイトの検出:REST APIのリンクやgeneratorタグ、アセットのパスなどから、閲覧中のサイトが「WordPress」製かどうかを判定。「WP Engine」「WordPress VIP」「Pantheon」「Kinsta」といった主要ホスティングの識別にも対応
  • 編集画面へのジャンプ:表示中のコンテンツの編集画面をワンクリックで開く。キーボードショートカット[Alt]+[Shift]+[E]も利用可能。さまざまな投稿タイプを新規に作成することも
  • 開発者・テスター向けツール:ブロックの範囲を可視化する「Highlight Blocks」、スマホサイズのプレビューウィンドウ、キャッシュを回避した再読み込み、「WordPress」のログインCookieを維持したままのCookie・サイトデータ削除など。「Query Monitor」が導入されている場合は、その切り替えにも対応

 「My Sites」で自分が管理している「WordPress」サイトへアクセスできるのも便利だ。

スマホサイズのプレビューウィンドウなどの開発者・テスター向け機能も

 プライバシー面でも配慮されており、テレメトリーや解析、第三者によるトラッキングを一切行わないことが明言されている。設定やサイトの一覧はWebブラウザー内にとどまり、通信も閲覧中の「WordPress」サイトとの間に限られる。