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“ゆっくりボイス”をWebで作成、「AquesTalkPlayer」にWeb版が登場

インストール不要、個人の趣味の範囲なら無償

「AquesTalkPlayer Web」

 (株)アクエストは9月19日、音声合成アプリ「AquesTalkPlayer」のWeb版「AquesTalkPlayer Web」をリリースした。インストール不要で、Webブラウザーからそのまま利用できる。

 「AquesTalkPlayer」は、「YouTube」などの実況動画で“ゆっくりボイス”としておなじみの音声合成エンジン「AquesTalk」の公式アプリ。Windows版に続いて2025年8月にはMac版も登場していたが、今回のWeb版はアプリの導入すら不要。誰でも気軽に試せる。

 使い方はシンプルで、[テキスト]欄に読み上げたい文章を入力(最大256文字)して再生ボタンを押すだけ。初期状態のままでも、入力したテキストがあの耳に馴染んだ声で再生される。

 もし「AquesTalk」の仕様に精通しているのであれば、[記号変換]ボタンを押してテキストから音声記号列を生成してもよい(最大512文字)。これは直接の書き換えも可能で、“ゆっくりボイス”をよりきめ細かく制御できる。

 声種は「AquesTalk1」「AquesTalk2」「AquesTalk10」の3系統から選択でき、その数は計30種類。「AquesTalk1」「AquesTalk2」系では話速・音量・音程2を、「AquesTalk10」系ではさらに高さやアクセント、音程1も調整できる。抑揚を抑える[棒読み]のチェックは、どの声種でも共通で利用可能。よく使う声種と設定は、最大8件までWebブラウザーに保存しておける。

 生成した音声は、ダウンロードボタンからWAVファイルとして保存可能。環境が対応していれば、共有ボタンから他のアプリへ直接渡すこともできる。

 なお、「AquesTalkPlayer Web」は個人の趣味の範囲(“ゆっくりボイス”を使った動画の作成・配信など)であれば無償で利用できる。

 ただし、広告付きの動画配信といった営利目的で使う場合は、商用コンテンツ向けの使用ライセンスを購入し、ライセンスキーを設定する必要がある。また、変換と再生には1日あたりの回数制限があり、ライセンスキーが未認証の場合は1日1,000回程度、認証済みならその10倍程度が目安とのこと。

 入力したテキストや音声記号列はサーバーへ送信されない。ライセンスの確認のために認証サーバーへアクセスする際は、IPアドレスやユーザーエージェント、設定している場合は使用ライセンスキー、認証結果などがアクセスログとして記録される。