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「Git for Windows」v2.55.0が公開 ~Windows 8.1のサポートは本バージョンが最後に

分散型バージョン管理システム「Git」のWindows版

「Git for Windows」v2.55.0が公開

 分散型バージョン管理システム「Git」のWindows版「Git for Windows」が6月30日(日本時間)、v2.55.0へとアップデートされた。基盤となる「Git」をはじめ、以下のコンポーネントがアップデートされている。

  • 「Git」v2.55.0
  • 「Bash」v5.3.15
  • 「Git Credential Manager」v2.8.0
  • 「Cygwin」v3.6.9ベースの「MSYS2」ランタイム(Git for Windows flavor)
  • 「cURL」v8.21.0
  • 「OpenSSL」v3.5.7
  • 「less」702

 Windows版に固有の変更としては、ファイルシステムキャッシュ「FSCache」がより多くの「git add」シーンを高速化するようになったほか、Word文書を扱う差分(diff)ヘルパーが「Perl」言語から「Rust」言語へ移植された。

 また、「TortoiseGit」v2.19にならい「.git」ファイルの検証が厳格化。今後UNCパス経由でリモートリポジトリーへアクセスする際は、「safe.directory」設定で明示的に許可する必要がある。

 ベースとなった「Git 2.55」の目玉は、「git history」(v2.54で実験的に導入)の新しいサブコマンド「fixup」だ。インデックスにステージした変更を、過去の任意のコミットへ畳み込むことが可能で、これまで「git commit --fixup」と「git rebase --autosquash」を組み合わせて行っていた作業をシンプルに実現できる。

 「Git for Windows」はWindows 8.1以降に対応しており、「GitHub」のリリースページや公式サイト「git-scm.com」から無償でダウンロードできる。なお、基盤となる「MSYS2」プロジェクトに従い、Windows 8.1のサポートは本バージョンを最後に終了する予定となっている点には注意したい。

ソフトウェア情報

「Git for Windows」
【著作権者】
Git Project
【対応OS】
Windows 8.1以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.55.0(26/06/30)