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ゲームの解像度とフレームレートを両立、NPUでアップスケーリングする「Auto SR」が「Intel Core Ultra シリーズ 3」に対応
Copilot+ PCのゲーム環境が強化
2026年9月29日 13:05
米Microsoftは9月16日(現地時間)、「自動スーパー解像度」が「Intel Core Ultra シリーズ 3」プロセッサーを搭載した「Copilot+ PC」で利用できるようになったと発表した。
「自動スーパー解像度」(Automatic Super Resolution、Auto SR)はゲームを本来より低い解像度でレンダリングし、その映像をAI専用プロセッサー「NPU」でアップスケーリングして解像度を引き上げる仕組み。
一般的に画質(解像度)を上げるとレンダリング処理は重くなり、とくに3Dゲームでは描画の滑らかさ(フレームレート)が失われる。そのため、解像度とフレームレートを両立するには高価なハイエンドGPUが必要となってしまう。
しかし、「自動スーパー解像度」ならば描画解像度を下げて処理負荷を抑えつつ、最終的なレンダリング品質はAIが補ってくれる。ゲームスタジオやドライバー側の対応を必要とせず、「DirectX 10」以降のタイトルへ幅広く適用できるのも魅力と言える。
同社によると、『アサシン クリード ヴァルハラ』を「Intel Arc B390」GPUで動かした場合、ネイティブの1600p、ゲーム内グラフィック設定「High」で平均45fpsしか得られなかったのに対し、描画解像度を1050pに下げてレンダリングし、1600pへアップスケーリングすると、設定を「Ultra High」へ引き上げても平均52fps(+7fps、約15%)を記録したという。
『アサシン クリード シャドウズ』の場合でも、ネイティブの1600p、設定「Very Low」で平均約31fps、1050pから1600pへのアップスケーリングでは設定「Ultra High」にしても平均約29fpsを記録。画質が大きく引き上げられたにもかかわらず、フレームレートはほぼ維持できていることがわかる。
これまで「Copilot+ PC」では1,280×800(800p)が推奨とされてきたが、「Intel Core Ultra シリーズ 3」搭載機では最大1,920×1,080(1080p)までの入力解像度がサポートされる。速度を稼ぐなら800pの方が適しているが、1080pからアップスケールする方が画質は期待できるだろう。また、現在のフレームレートの上限は60fpsだが、将来的には90~120fpsのシナリオへ広げることも検討しているとのこと。
なお、本機能を利用するには「Microsoft Store」から「Auto Super Resolution Package」を入手する必要がある。そのほかのシステム要件は以下の通り。
- デバイス:Hexagon NPUを備えた「Snapdragon X」または「Snapdragon X2」シリーズ搭載のCopilot+ PC、「Intel Core Ultra シリーズ 3」搭載のCopilot+ PC、「ROG Xbox Ally X」(Xbox Insiderへの登録と、ディスプレイへのドッキングが必要)
- OS:「Windows 11 バージョン 24H2」以降で、最新の状態に更新されていること
- ディスプレイ解像度:1080p以上
- ドライバー:グラフィックスとニューラルプロセッサーの最新ドライバー
- ゲーム:DirectX 10以降で、x64、x64エミュレーション、Arm64ネイティブのいずれかで動作するもの
有効化は「Game Bar」([Windows]+[G]キー)のディスプレイウィジェットにある[自動 SR]タブから、ゲームごとに行える。
ただし、10ビット形式などを使うゲームやx86専用ゲーム、DirectX 9/Vulkan/OpenGLといったほかのグラフィックスランタイムは対象外となる。
また、「Intel XeSS Super Resolution」(XeSS-SR)のようにゲーム側が備えるアップスケーリングを使える場合は、「Auto SR」を無効にしてそちらを優先することが推奨されている。















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