ニュース

「Microsoft Learn」の公開ドキュメントリポジトリ、多くが年内に終了へ

廃止対象では「GitHub」経由の修正提案ができなくなる

公式ブログ「The Skills Hub Blog」での告知

 米Microsoftは9月23日(現地時間)、「Microsoft Learn」の公開ドキュメントリポジトリの扱いを変更すると発表した。今後数カ月をかけて、製品ドキュメントに紐づく公開リポジトリの多くが廃止(retire)される。

 「Microsoft Learn」(旧:Microsoft Docs)は、同社の公式ドキュメントサイト。一部の製品ドキュメントは「GitHub」の公開リポジトリで原稿が管理されており、誤りの指摘や改善の提案を誰でもプルリクエスト(修正要求)やイシュー(課題)として送れるようになっていた。

 今回の施策による影響は、以下の通り。

  • 終了したリポジトリは一般公開されなくなり、リポジトリの履歴やプルリクエスト、イシューを閲覧できなくなる。ただし、個人のフォークには引き続きアクセスできる
  • 終了前に、未処理のプルリクエストとイシューは従来のプロセスで精査される。貢献中のユーザーには、「GitHub」のコメントでリポジトリごとの案内が届く
  • 引き続き開放されるリポジトリについては、これまで通りのワークフローで修正や更新を提案できる

 未処理の提案を抱えている場合は、該当するプルリクエストやイシューの通知を追っておきたい。

 ドキュメントリポジトリを終了するかどうかは、貢献の活発さ、コミュニティの関与、ビジネス上の必要性、運用上の依存関係などを踏まえて判断される。すでに規模の小さいリポジトリから廃止が始まっており、対象となるリポジトリは2026年12月末までに手続きが完了する見込みだ。

 なお、ドキュメントリポジトリの終了後もフィードバックは受け付けるとのこと。「Microsoft Q&A」、「Microsoft Learn」の各ページに用意されたフィードバック機能、Microsoftのコミュニティフォーラムなどが窓口として利用できるようだ。同社は、公開リポジトリの一部が利用できなくなっても、信頼できる高品質な技術コンテンツと、意味のあるコミュニティフィードバックへの取り組みは変わらないとしている。

 また、今回の変更が適用されるのは「Microsoft Learn」のドキュメントリポジトリのみ。製品のソースコードリポジトリやサンプルコードのリポジトリは対象外だ。オープンソースの製品・プロジェクト・コミュニティに紐づくドキュメントリポジトリは、引き続き外部からの貢献を受け付ける方針だという。