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Microsoftの公式ドキュメントサイトのドメインが「docs」から「learn」に

スキル育成の場となる「Microsoft Learn」に統合

Microsoftの公式ドキュメントサイトのドメインが、「docs.microsoft.com」から「learn.microsoft.com」へと変更

 Microsoftの公式ドキュメントサイトのドメインが、「docs.microsoft.com」から「learn.microsoft.com」へと変更されたようだ。その理由が、米国時間9月17日に公開された「Microsoft Tech Community」の記事で明らかにされている。

 「learn.microsoft.com」は「Microsoft Learn」のドメインで、Microsoftの製品やサービスからユーザーが最大の価値を引き出すにあたり必要となるスキルの育成を目的としている。これには製品の使い方に習熟するためのカリキュラム(トレーニング)や、質問をして回答を得るQ&Aコミュニティへのアクセス、新しい機能を自分のプロジェクトで試すためのサンプルコード、インスピレーションを得るためのビデオ教材(Shows)、習得したスキルをキャリアネットワークでアピールするための認定システムなどが含まれる。

 となれば、「docs.microsoft.com」で公開されていた膨大な量のドキュメントも当然、「Microsoft Learn」に含まれるべきものといえるだろう。スキルを伸ばしたり、製品を使いこなしたり、トラブルシューティングを行う上でかならず参照する重要なリソースだからだ。

 この変更は今後数日から数週間にわたってロールアウトされるとのこと。「Microsoft Learn」の詳細と今後の展望に関しては、10月12日から14日にわたって開催される「Microsoft Ignite」で明らかにされる。

 「docs.microsoft.com」のリンクは執筆時現在、「learn.microsoft.com」へ自動でリダイレクト(転送)される。そのため、古いドキュメントサイトへのリンクは引き続き利用可能。急いでWebブラウザーのブックマークを変更したり、ブログ記事などに掲載したリンクを新しいURLへ書き換える必要はなさそうだ。

 しかし、リダイレクトがいつまで維持されるのかは不明。新たに張るリンクは「learn.microsoft.com」のものにしておくことをお勧めする。