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無料の3D CG統合環境「Blender」v5.1が公開 ~機能やパフォーマンスの改善が中心
2026年3月18日 18:43
蘭Blender Foundationは3月17日(現地時間)、「Blender 5.1」を公開した。本バージョンでは前回のメジャーアップデート直後であるためか、新機能の追加より改善点が多い印象だ。
レイキャストノードによる表現力の向上
また、両レンダーで利用可能な[レイキャスト]ノードが追加された。これは指定の方向に対し「レイ」を発射し、形状とのヒット情報を返す。セルアニメの描線など多くの表現に利用できるだろう。
レンダリングのパフォーマンス改善
リアルタイムレンダーの「EEVEE」では、利用前に行われる「シェーダーコンパイル」の時間が大幅に短縮、バックエンドがOpenGL、Vulkan、Metalのいずれも「v5.0.1」に比べて改善している(下図)。
さらにテクスチャメモリの消費量も軽減されており、メモリの少ない環境では朗報だろう。
また、レイトレースレンダーの「Cycles」でも、GPUとCPUともに5%以上と少ないながらレンダリング速度が改善されている。加えて、AMDのGPUでは、HIP-RTによるアクセラレーションがデフォルトで有効になった。
VRのテレポート移動がグレードアップ
「Blender」同梱のアドオン「VR Scene Inspection」のテレポート用の放物線が改善され、市販のゲームと比べても見劣りしないレベルになった。また、VulkanバックエンドでのVR表示のパフォーマンスも改善されている。
他にも新機能や改善が多数
上記以外にも、テキストの塗りつぶし処理の改善や、ミックスブレンドモードのアルファ対応、VSEのワークスペースのレイアウト変更、ジオメトリノードのボリュームグリッドや文字列処理用のノードの大幅強化、面の中心へのスナップなど、まだまだ多くの新機能や改善点がある。
詳しくは公式リリースノート、またはリリースノート日本語版を参照していただきたい。
注目の機能や重要な変更点に関しては『Blender ウォッチング』連載で取り上げる予定だ。
「Blender」は、オープンソースで開発されている2D/3Dコンテンツ制作ツール。ライセンスは「GNU General Public License」(GPL)で、誰でも無償で利用できる。対応プラットフォームはWindows、Mac、Linuxなどで、現在「blender.org」からダウンロード可能。Windows版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Blender」Windows版
- 【著作権者】
- Stichting Blender Foundation
- 【対応OS】
- 64bit版のWindows 8.1/10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.1(26/3/17)

















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