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「Windows App Development CLI」(winapp)v0.3.2が公開、MSIXバンドルに対応
x64とARM64をまとめて1ファイルに、UIスクリーンショットも高品質
2026年6月18日 14:28
米Microsoftは6月11日(現地時間)、「Windows App Development CLI」(winapp)v0.3.2をリリースした。マルチアーキテクチャに対応した「MSIXバンドル」の作成、プロジェクトを自動検出する賢い初期化、UIスクリーンショットの品質向上などが盛り込まれている。
「Windows App Development CLI」(winapp)は、「Microsoft Store」へ提出するアプリを「Visual Studio」「MSBuild」に依存せずに開発できるようにするコマンドラインツール。近年は「Rust」や「Dart」「Flutter」、「Electron」でWindowsアプリを構築する例が増えているが、そうした開発シナリオもサポートする。ストアへの提出に必要なマニフェストやアセットを含んだプロジェクトの初期化、パッケージID(Package Identity)の生成、サイドロードやテスト向けの自己署名、MSIX形式へのパッケージ化などが行える。
「MSIXバンドル」の作成に対応
今回の目玉は、「pack」コマンドによるMSIXバンドル(MSIX bundles)のサポートだ。x64とARM64のビルドを、単一の「.msixbundle」ファイルにまとめることが可能で、マルチアーキテクチャのアプリを「Microsoft Store」へ提出する際の手間が省ける。
「winapp init」の初期化が賢く
また、プロジェクトを初期化する「init」コマンドも強化された。複数のタイプのプロジェクトが混在するディレクトリで実行すると、互換性のあるプロジェクトを自動検出し、選択式のメニューを提示してくれる。
そのほかにも、モノレポなど不適切な場所で実行した場合は警告が出るようになった。対話なしの「--use-defaults」オプションで継続的インテグレーション(CI)向けの自動設定が可能となったほか、非対話シェルでクラッシュする問題も解決された。ビルドの自動化に組み込みやすくなっている。
そのほかの変更
そのほかにも、UIスクリーンショットを撮る「winapp ui screenshot」コマンドが改善され、角丸ウィンドウに対応。対象のウィンドウを前面に表示してから撮影する「--focus」フラグが追加された。
なお、破壊的変更として、UI関連コマンドの「--json」出力形式が再構成されている(v0.3.1)。スクリプトで出力を解析している場合は注意したい。
「Windows App Development CLI」は現在、パブリックプレビューとして提供中。パッケージ管理ツール「WinGet」(winget install microsoft.winappcli)や「npm」からインストールできる。























