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「DaVinci Resolve」が1年ぶりのメジャーバージョンアップ ~RAW画像も扱える[フォト]ページを追加

AI機能も拡充、ピントミスを後から修正できる「CineFocus」など

「DaVinci Resolve 21」(編集部にて、パブリックプレビュー版で評価)

 豪Blackmagic Designは6月3日(日本時間)、動画編集ソフト「DaVinci Resolve」(ダビンチ・リゾルブ)の最新版「DaVinci Resolve 21」を正式公開した。2025年5月以来、約1年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

 「DaVinci Resolve」は動画の編集やカラーコレクション、VFX、モーショングラフィックス、オーディオポストプロダクション(仕上げ作業)をひとつにまとめたムービーエディター。初心者にもわかりやすいインターフェイスとプロフェッショナルも満足できる多機能性を兼ね備えており、無償のビデオ編集ツールのなかではもっともパワフルなものの1つだ。

 対応OSはWindows/Mac/Linuxで、Windows版はWindows 10/11をサポートするほか、Windows 11 on Armでもネイティブ動作する。現在、Blackmagic DesignのWebサイトから無償でダウンロード可能。上位版「DaVinci Resolve Studio」(税込み51,980円)へアップグレードすれば、生成AIを活用したより高度な機能を利用できる。

 「DaVinci Resolve 21」の目玉は、新たに追加された[フォト]ページだ。画面下部のナビゲーションバーからアクセス可能で、プロ仕様のデジタルカメラで撮影した高品質な写真を編集・加工したり、アルバムとして管理・整理したり、「DaVinci」のカラーツールを利用したりできる。

新たに追加された[フォト]ページ

 ネイティブ対応するのはCanon、Fujifilm、Nikon、SonyなどのRAW画像。SonyやCanonのカメラをテザリング(接続)してライブキャプチャーを行ったり、「Blackmagic Cloud」を介してチームメンバーとコラボレーションしたりすることも可能だ。

 そのほかにも、本バージョンでは以下の新機能や改善が盛り込まれている。

  • 「Krokodove」のネイティブ統合:70種類以上の新しいモーショングラフィックス向けエフェクトとツールを「Fusion」に追加
  • IntelliSearch:人物やコンテンツを瞬時に検索できるAI機能。映像を分析し、特定のオブジェクトや会話に含まれるキーワード、個々の顔で検索可能
  • AI CineFocus:クリックしてシーンの特定のエリアに焦点を合わせ、アパーチャーと焦点距離を調整して被写界深度を変更できるAIツール。ピントミスも後からある程度修正可能
  • AIフェイスツール群:年齢を変える「AIフェイス年齢変換」、顔のパーツの形状を調整する「AIフェイス形状調整」、ニキビ・色むら・シミ・毛穴などを目立たなくする「AIシミ除去」などを搭載
  • AI音声ジェネレーター:テキストを読み上げて音声を生成。わずか10秒のクリップから独自のカスタムボイスを作成でき、速度・ピッチ・抑揚も調整可能
  • Fairlight フォルダートラック:オーディオトラックをフォルダーに割り当てて、単一の複合ビューに折り畳んで管理
  • バックグラウンド処理:レンダリングやプロキシ生成、文字起こし、音声分類といった処理をバックグラウンドで実行
  • 作業効率の向上:フォントブラウザーやスペルチェックの改善などを実施
「DaVinci Resolve 21」の新機能

ソフトウェア情報

「DaVinci Resolve」Windows版
【著作権者】
Blackmagic Design Pty. Ltd.
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
21.0(26/06/03)