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「Firefox 153.0.3」がリリース ~Windows環境で稀に起動不能になる不具合などを解決

「Firefox」v153.0.3

 Mozillaは8月4日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v153.0.3をリリースチャネルで公開した。v153.0.2のリリースはAndroid版のみで、デスクトップ版はスキップされている。

 本バージョンでは、実験的なAI機能「Smart Window」が強化された。一部の環境より段階的に展開される。

  • 候補リストに表示される件数が増え、履歴を探したり、開いているタブへ切り替えたりしやすくなった
  • アシスタントが検索エンジンへ処理を引き渡すのではなく、AI向け検索エンジン「Exa」のWeb検索結果を使って直接回答できるようになった

 不具合の修正では、Windows環境でアップデートが部分的に適用された状態で「Firefox」を起動すると、インストールが壊れて起動できなくなってしまう問題が対処された。この問題が発生するのは稀で、「Firefox 153.0.1」で暫定的な対策が施されていた。そのほか、以下の不具合も修正された。

  • Blob URLからメディアを読み込むWebサイトで、音声や動画が再生できなかったり、シーク時にハングしたりする
  • 「Firefox」からデスクトップへドラッグしたインターネットショートカットが、Windowsで信頼できないものとして扱われ、開くたびにセキュリティ警告が表示される
  • サイドバーが非表示になっており、かつ企業ポリシーでパスワードマネージャーが無効化されている場合に、ブックマークや履歴などのサイドバーが開かない
  • 「Mozilla VPN」が販売されていない地域で、「Mozilla VPN」へのアップグレードを促す案内が表示される
  • 拡張機能のコンテンツスクリプトがイベントリスナーを追加したページで、開発ツールの「インスペクター」が頻繁にクラッシュする

 なお、デスクトップ版に関するセキュリティ修正はアナウンスされていない。一方、Android版では脆弱性が1件修正されており、こちらは4段階中2番目に高い「High」(重要)と評価されている。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/macOS/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。