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GitHub製コードエディター「Atom」の最終版が公開 ~8年間の開発に終止符
12月15日をもってリポジトリはアーカイブ
2022年11月21日 09:13
米GitHubは11月19日(日本時間)、コードエディター「Atom」の新版「Atom 1.63」を正式公開した。本リリースが最終版となる。
「Atom」は、「Chromium」ベースのUIフレームワーク「Electron」を採用したプログラマー向けのコードエディター。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT License」。初回リリースは2014年だった。
Windows、Mac、Linuxといった幅広いプラットフォームをサポートするのが特徴で、「Electron」を採用することからHTML/CSS/JavaScriptといったWeb技術との親和性が高く、コミュニティ主導で多くのパッケージが開発されているのが魅力だったが、最近は同様のコンセプトを持つ後発の「Visual Studio Code」にユーザーを奪われ、開発は著しく停滞していた。
すでにアナウンスされている通り、2022年12月15日をもって組織内のすべてのプロジェクトはアーカイブされる。ビルド済みのバイナリはアーカイブされた後もダウンロード可能だが、パッケージ管理は機能しなくなり、セキュリティアップデートの配信も終了する。「Teletype」といった目玉機能も動作しなくなるので、あえて使い続ける意味はなくなるだろう。
ソフトウェア情報
- 「Atom」安定版
- 【著作権者】
- GitHub Inc.
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.63.0(22/11/19)