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無料の画像編集・処理ソフト「GIMP 3.2」がリリース ~非破壊編集、描画ツール、ファイル形式対応などを拡充
1年前の「3.0」に続くマイナーバージョンアップ
2026年3月16日 15:10
「GIMP」の開発チームは3月14日、「GIMP 3.2」をリリースした。「GIMP 3.0」に続く安定版で、「GIMP 3.0」のリリースから1年以内にマイナーバージョンアップを実施するという目標は無事達成された格好だ。
「GIMP」(GNU Image Manipulation Program)は、フリーかつオープンソースの画像編集・処理ソフト。Windows、Mac、Linuxなど、多彩な環境をカバーするクロスプラットフォームアプリで、写真のレタッチや画像合成、制作などで「Adobe Photoshop」に匹敵する実力を備える。1995年から開発が継続されている歴史あるアプリでもある。
「GIMP 3.2」におけるハイライトは、以下の通り。
- 非破壊編集:「GIMP 3.0」で導入された非破壊編集を改善
・リンクレイヤー:外部画像をコンポジションに組み込むことで、画質や鮮明度を損なうことなく、拡大縮小、回転、変形できる
・ベクターレイヤー:パスツールで作成した形状を塗り・線を調整できるレイヤーとして扱って参照しながら、スケール・回転などを非破壊で編集可能 - 描画ツールの改善
・「MyPaint」ブラシが強化され、20種類の新ブラシを追加
・新しいペイントモード:「Overwrite」と呼ばれる新しいブレンドモード。ブラシの透明度値と既存のピクセルをブレンドしないため、ピクセルアートに最適 - テキスト編集の改善
・キャンバス上のテキストエディタを自由に移動できるように
・[Ctrl]+[B]キー(太字)など一般的なショートカットに対応
・新しいテキストアウトラインオプション:テキストのアウトライン(外枠)を内側、外側、または両方向に拡大できる - ファイル形式サポートの拡張
・“無名”な画像形式もサポート。APNGインポートやAdobe製品との互換性向上、OpenEXRの読み込み、JPEG 2000のエクスポート(インポートは古くから対応済み)、初代プレイステーションのテクスチャーファイル(TIM)対応など多数 - UI/UXの改善
・ブラシサムネイルをテーマカラーで表示可能(ダークテーマで見やすい)
・画像タブへのドラッグ&ドロップで画像を開けるように
・シアー・フリップツールにショートカットを追加
・OSテーマとの自動一致:Windows/Linux環境でシステムのライト・ダークテーマを変更した際、「GIMP」テーマも追随するように。もちろん、追随しないようにすることも可能
・CMYK カラーピッカーで選択した色の合計インク総量が計算・表示されるように - スクリプトやプラグイン開発者向けに新しい「GEGL」フィルターブラウザーを追加
「GIMP」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在同プロジェクトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版は、Windows 10以降に対応し、窓の杜ライブラリや「Microsoft Store」からも入手できる。
ソフトウェア情報
- 「GIMP for Windows」
- 【著作権者】
- Spencer Kimball、Peter Mattis and the GIMP Development Team
- 【対応OS】
- Windows 10以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.2(26/03/14)















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