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Rust採用で爆速を目指すテキストエディター「Zed」に初のベータ版、ただし対応OSは……

「Atom」の開発終了うけ、その開発者たちが新たに立ち上げたプロジェクト

「Zed」のWebサイト

 テキストエディター「Zed」のベータ版が3月15日(米国時間)、初めてリリースされた。「Zed」は「Atom」の開発終了をうけ、その開発者たちが新たに立ち上げたプロジェクト。「Electron」を捨てて、「Rust」言語を採用し、パフォーマンスに優れたテキストエディターの開発を目指している。

 しかし、今回リリースされたベータビルドはMac版のみで、WindowsやLinuxには対応していない。これはプロジェクトがまだ小規模でリソースが限られるため、ターゲットプラットフォームを絞ってとりあえず動作するものを作り上げたいからだという。Windows版やLinux版、Web版も計画されているものの、まだ具体的な動きはなく、いつリリースされるかは不透明だ。