ニュース

OpenAI、「ChatGPT for Excel」を発表 ~「Google スプレッドシート」用も間もなく登場

「GPT‑5.4」の頭脳を「Excel」に直接統合

OpenAI、「ChatGPT for Excel」を発表

 米OpenAIは3月5日(日本時間)、「ChatGPT for Excel」を発表した。まずは米国、カナダ、オーストラリアの有料ユーザー(「Plus」プラン以上)を対象に、ベータ版として提供される。「Google スプレッドシート」用も間もなく登場するとのこと。

 「ChatGPT for Excel」は「ChatGPT」を「Excel」へ統合し、自然言語でワークブックを分析・操作できるようにするアドイン。同社の最新鋭モデル「GPT‑5.4」「GPT‑5.4 Thinking」が採用されており、複雑で大規模なデータやタスクも扱える。

 同社は「GPT‑5.4」の構築にあたり、金融アナリストや会計士といった業界の実務者と密接に連携しながらモデルを改善してきたとのこと。財務モデリング、シナリオ分析、データ抽出、長期にわたる調査タスクなど、金融・財務分野の業務におけるパフォーマンスが向上しているという。

 また、「MCP」プロトコルを介して、信頼できる金融データをソースとして利用することも可能。これにはムーディーズやダウ・ジョーンズなどが含まれる。

信頼できる金融データをソースとして利用

 そのほかにも、「ChatGPT for Excel」は複数のシートにまたがるロジックを理解可能。数式の説明やエラーの特定と修正も得意だ。出力は「Excel」ネイティブ形式のまま保持されるので、どのセルがどのように変更されたかも、あとから監査・追跡しやすい。また、ワークブックを変更する前に「ChatGPT」はかならずユーザーに許可を求める。ユーザーの意志に反した編集は行われないという。