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「Copilot Studio」でAIエージェントがアプリ上のUIを直接操作できる機能が正式版に

RPAより堅牢な自動化を実現。そのほかにも多くの新機能や改善を実施した2026年5月更新

Microsoft、「Microsoft Copilot Studio」の2026年5月アップデートを発表(同社のアナウンスより引用)

 米Microsoftは5月26日(現地時間)、AIエージェントを構築するためのプラットフォーム「Microsoft Copilot Studio」の2026年5月アップデートを発表した。アプリの画面を直接操作する「Computer Use」エージェントの一般提供(GA)や、ワークフロー体験の刷新などが行われている。

一般提供(GA)となった「Computer Use」エージェント

 「Computer Use」(コンピューター使用)エージェントは、Webサイトやデスクトップアプリのユーザーインターフェイス(UI)を直接操作できるAIだ。人間がマウスやキーボードで行っていた定型操作を自動化するRPA(Robotic Process Automation)ツールはすでにいくつも存在し、APIが存在しないレガシーシステムを自動化するといった用途に活用されている。しかし、WebやアプリのUIが少し変更されるだけで壊れてしまうのが難点だ。一方、「Computer Use」は自分で考えて変更へ柔軟に対応できるので、より頑健な自動化を構築できる。

 一般提供にあたっては、資格情報の安全な管理、用途に応じたAIモデルの選択、画面やWebページの変更に適応できる柔軟な自動化といったエンタープライズ向けの機能も追加。「Computer Use」エージェントをマルチステップのワークフローに組み込む機能もプレビューとして導入されている。

 そのほかにも、今回のアップデートでは以下の新機能や改善が案内されている。

  • 1つのキャンバスでワークフローをエンドツーエンドで設計(早期リリース):既存のエージェントをノードとしてワークフローに直接組み込める。if-thenロジックでは判断しきれない場面でも、AIが柔軟に判断できる
    1つのキャンバスでワークフローをエンドツーエンドで設計
  • 「Work IQ」にREST APIとCLI(コマンドラインインターフェイス)が追加:既存の運用・開発ワークフローへの統合が柔軟に。リモートMCP(Model Context Protocol)サーバーもサポート、エージェント間(A2A)通信も一般提供に
  • リアルタイム音声エージェントを「Dynamics 365 Contact Center」を通じて北米に一般提供:発信者の特定や質問への回答などが可能に。実務的な考慮事項を扱ったボイスエージェントガバナンスガイドも提供
  • 新しいオーケストレーションレイヤー(早期リリース):評価パフォーマンスが約20%向上し、トークン消費量が50%削減。エージェントのライフサイクル管理の可視性も改善され、承認や公開の状態が一目で確認できるように