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「Microsoft Copilot Studio」が日本にも展開開始 ~自社向けにAIボットをカスタマイズ

現在、無償で試用可能

「Microsoft Copilot Studio」

 米Microsoftは11月27日(現地時間)、「Microsoft Copilot Studio」を米国以外にも展開すると発表した。以下の国・地域が対象で、日本も含まれる。

  • ヨーロッパ
  • イギリス
  • オーストラリア
  • インド
  • 日本
  • アジア太平洋
  • 南米
  • スイス

 「Microsoft Copilot Studio」は、先日開催された「Ignite 2023」で発表された企業向けの会話型AIプラットフォーム。「Microsoft Power Virtual Agents」を改称・発展させたもので、自社データを含むさまざまなデータソース、「SAP」をはじめとするビジネスアプリケーションと接続するためのコネクターなどを組み合わせて「Copilot for Microsoft 365」を組織向けにカスタマイズし、ミッションに応じたスタンドアロンの「Copilot」(コパイロット、チャットボット)を作成・一元管理できる。

「Copilot for Microsoft 365」を組織向けにカスタマイズし、スタンドアロンの「Copilot」を作成・一元管理

 独自の「Copilot」は、同社の「Power Automate」シリーズなどでお馴染みのGUIで作成できる。いわゆるローコードツールと呼ばれるもので、コーディングの経験があまりないユーザーでも活用できるだろう。

コーディングの経験があまりないユーザーでも活用できるローコードツール

 「Copilot Studio」は現在、無償で試用可能。ただし、個人の「Microsoft アカウント」ではなく、組織のアカウントが必要となる。

Introducing Microsoft Copilot Studio | Your Copilot, Your Way