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Microsoftが「Bing」検索の生成AIによる要約機能「Generative AI Captions」を発表

GPT-4を使ってWebページの検索キーワードを分析、わかりやすい概要を生成

Microsoftが「Bing」検索の生成AIによる要約機能「Generative AI Captions」を発表

 米Microsoftは11月15日(現地時間)、「Bing」の検索結果に生成AIによる要約を表示する機能「Generative AI Captions」を発表した。

 「Generative AI Captions」は、GPT-4を使ってWebページの検索キーワードを分析することでそのページから適切な洞察を抽出し、検索した人にとって関連性が高く、わかりやすい概要を生成する機能。概要は、検索したときのキーワードに合わせて調整され、異なるキーワードで検索した場合には異なる概要が表示される場合がある。

 生成された概要はWebページ上のテキストを正確に反映していない場合もあり得るが、「Bing」では品質と精度を確保するための多種多様な警戒と技術を使用しているという。

 Webサイトの管理者は、メタタグの「noarchive」、「noarchive」値を使うことで、概要の生成を拒否可能。また、概要の最大文字数を指定する「maxsnippet」、概要とサムネイルを表示させない「nosnippet」値も尊重される。