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Google、新しい画像生成モデル「Nano Banana 2」(Gemini 3.1 Flash Image)を発表

「Nano Banana Pro」の高度な知識と品質と「Flash」モデルの速さを兼ね備える

Google、画像生成モデル「Nano Banana 2」(Gemini 3.1 Flash Image)を発表

 米Googleは12月26日(現地時間)、画像生成モデル「Nano Banana 2」(Gemini 3.1 Flash Image)を発表した。「Nano Banana Pro」(Gemini 3 Pro Image)の高度な知識と品質、「Nano Banana 1」(Gemini 2.5 Flash Image)の速さを兼ね備えた最新モデルだ。

 「Nano Banana 2」は現実世界に関する幅広い知識を有しており、Web検索から得たリアルタイムな情報や画像をもとに、ユーザーの望むものをより正確に描写する。インフォグラフィックを作成したり、ノートを図に変換したり、データを可視化するのも得意だ。

水の循環を解説するインフォグラフィックを「Nano Banana 2」で生成

 それでいて、「Flash」シリーズゆずりの高速な推論も可能。「Pro」モデルよりも応答が速く返ってくるので、画像生成モデルと繰り返し対話しながらコンテンツをブラッシュアップするといったケースで優位性が得られる。

 そのほかにも、マーケティング素材やカードといったテキストを含むコンテンツの生成、画像に含まれるテキストの翻訳やローカライズも得意であるとのこと。表現力にも優れており、鮮やかな光、質感、ディテールは「Pro」モデルに肉薄する美しさだという。

 また、クリエイティブ制作現場での利用も耐えうるよう、指示に対する忠実性も改善。被写体の一貫性も向上しており、最大で5人のキャラクター、14のオブジェクトの外観を維持しながらストーリーボードを制作できる。出力に関しても最大4Kまで、さまざまなアスペクト比と解像度をサポートする。

個性を維持したまま複数のキャラクターをさまざまなストーリーに配置

 「Nano Banana 2」は現在、Googleの各サービスに順次展開中。

  • 「Gemini」アプリ:「Nano Banana Pro」に代わる標準の画像生成モデルに。「Google AI Pro/Ultra」加入者は「Nano Banana Pro」も選べる
  • 「Google 検索」:「AI モード」と「Google レンズ」で利用可能(デスクトップ・モバイルともに)。141の国・地域、8言語で利用できる
  • 「AI Studio」「Gemini API」「Google Cloud」(Vertex AI):プレビュー提供
  • AI動画制作ツール「Flow」:デフォルトモデルとして無償(消費クレジット0)で提供
  • 「Google Ads」:広告作成時の提案に利用

 「Nano Banana 2」で生成したコンテンツは、デジタル透かし「SynthID」と「C2PA」コンテンツ認証でAIに生成されたものであることが示される。コンテンツに「SynthID」透かしが含まれているかをチェックしたい場合は、「Gemini」アプリにアップロードしてたずねればよい。近いうちに「C2PA」コンテンツ認証も利用できるようになる予定だ。