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AIフィギュア化で話題の「Nano Banana」(Gemini 2.5 Flash Image)の商用利用条件が明らかに

広告利用含む商業利用で使う際は確認を

Googleの画像生成AI「Nano Banana」の商用利用条件が明らかに

 米Googleの画像生成AI「Gemini 2.5 Flash Image」(Nano Banana)の商用利用条件が明らかになった。同社は9月12日(日本時間)、公式noteにおいて、広告利用含む商業利用でNano Bananaを使用する場合は「Google Workspace with Gemini」もしくは「Vertex AI」を利用することを条件として明示した。

 「Gemini 2.5 Flash Image」(Nano Banana)は、今年2025年8月に発表されたGoogleの最新画像生成AIモデル。キャラクターの一貫性を維持したまま、異なる表情やポーズ、服装などのバリエーションを作成できるのが特徴で、画像の背景をぼかしたり、Tシャツの汚れを取り除いたり、写真から人物全体を削除したりするなど、プロンプトベースの画像編集や加工を可能にしている。最近では、Nano Bananaを利用したAIフィギュア化画像がトレンドにもなっている。



 「Gemini 2.5 Flash Image」(Nano Banana)は「Google AI Studio」や「Gemini」アプリ(Web版)経由で利用可能だが、商用利用条件については、これまで曖昧な点が多く、ユーザー間で既存のGoogleやGeminiの利用規約をもとにさまざまな解釈が行なわれてきた。今回公開された公式note「GeminiのNano Bananaで、画像生成をもっと楽しく、自由自在に!」において、ついに商用利用の範囲が示されたことになる。