レビュー
クリップボード履歴から『ChromeからコピーしたあのURL』を簡単に探せる「Clipaste」
Windows/Mac両対応でシンプルでありながらフィルタリング機能が充実
2026年1月5日 13:49
「Clipaste」は、クロスプラットフォーム対応のシンプルなクリップボード履歴の管理ツール。64bit版のWindows 10以降、macOS Big Sur 11以降に対応しており、編集部にてWindows 11で動作を確認した。開発元の公式サイト「ntwind.com」から無償でダウンロードできる。
「Clipaste」はWindows/Mac対応、プライバシー重視のクリップボード管理ツール。起動するとタスクトレイに常駐し、テキストやURL、画像、ファイルなどがクリップボードへコピーされたことを検知すると、それをデスクトップトーストやサウンドで通知し、履歴リストにストックする。タスクトレイのアイコンやトースト通知をクリックすると、デスクトップ右端にクリップボード履歴のサイドパネルを開き、以前にコピーしたクリップボードアイテムを再利用できるという、よくあるアプリだ。ただ、クリップボードアイテムを他のアプリに送る[共有]コマンド(Windows環境の場合「Windows Share」が呼び出される)を備えているのは今風といえるだろう。
こうしたクリップボード履歴ツールはWindows 11にも標準搭載されており([Windows]+[V]キー)、わざわざ「Clipaste」を導入する意味はないと思えるかもしれない。
しかし、本ソフトならmacOSでも利用できるので、操作方法を統一できる。
また、Windows標準のクリップボード履歴よりもフィルタリング機能が充実しているのも魅力。クリップボードアイテムをデータタイプ(テキスト、画像、ファイル)で絞り込んだり、キーワードを含むテキストアイテムだけをリストアップすることができる。履歴リストへアイテムをストックする際、アクティブなアプリも一緒に記録するので、アプリでクリップボードアイテムをフィルタリングすることも可能。たとえば『メモ帳アプリのスクリーンショット(クリップボード画像)』、『Google ChromeからコピーしたURL』などを探すのも簡単だ。
そのほかにも、よく使うアイテムをお気に入りとして登録できる。よく使うスニペット(定型句)を登録しておけば、日頃の作業を効率化可能だ。
ドラッグ&ドロップで履歴リストからアプリへ直接データを貼り付けられるほか、以下のようなキーボードショートカットをサポートしており、履歴リストの上から順番に貼り付けるといった機能も備える。
- [Ctrl]+[Shift]+[C]キー:「Clipaste」サイドパネルを開く
- [Ctrl]+[Shift]+[V]キー:ひとつ前のクリップボードアイテムを貼り付ける
- [Ctrl]+[Alt]+[V]キー:ショートカットキーを押すたびに履歴の上から順にクリップボードアイテムを貼り付ける
設定も充実しており、外観や通知の有無、履歴に追加するデータタイプ、履歴に保持するアイテムの最大数などを指定できる。
なお、本ソフトを「Microsoft Edge」でダウンロードすると『一般的にダウンロードされていない』という警告が現れる。これは、まだ「Edge」ユーザーによるダウンロード回数が少なく、「Microsoft Defender SmartScreen」でファイルの安全性を判別するのに十分でないことを示しており、マルウェアというわけではない。おそらくそのままダウンロード・インストールしても問題はないと思われるが、利用はご自身の判断でお願いしたい。
なお、本ソフトはプライバシーを重視していることもあり、履歴データは暗号化の上、デバイス上に保存される。デバイス間のクリップボード履歴をサポートしないのはデメリットともいえるが、これはデータを外部に送出させないため、必然的にクロスデバイス同期などの機能をあえて省略した結果だ。
ソフトウェア情報
- 「Clipaste」
- 【著作権者】
- NTWind Software
- 【対応OS】
- 64bit版のWindows 10以降、macOS Big Sur 11以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1(25/12/24)



















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