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Microsoft、サポート終了間近の「Windows Server 2016」など3製品に「ESU」を提供

後継バージョンへの移行に必要な猶予を最大で3年購入できる

同社のアナウンス

 米Microsoftは2月20日(現地時間)、サポートの終了(EOS)が近づいている以下のOSに対し、「拡張セキュリティ更新プログラム」を提供すると発表した。

  • Windows 10 Enterprise LTSB 2016:2026年10月13日
  • Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB:2026年10月13日
  • Windows Server 2016:2027年1月12日

 「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)は、後継OSへの移行に猶予が必要な企業向けに提供される有料のセキュリティアップデートサービス。通常、EOSを迎えた製品はセキュリティ関連を含めたアップデートの提供が一切受けられなくなるが、ESUを購入すれば、重要なセキュリティ修正のみ月次で受け取れるようになる。

 ただし、ESUを購入できるのは1年単位で、最長でも連続3年までだ(「1年目と3年目だけ購入したい」といったことはできない)。ESUが提供されている間に、後継バージョンへの移行を完了させる必要がある。推奨されるアップグレード先とESUの価格は。以下の通り。

  • Windows Server 2016
    ・推奨:Windows Server 2025
    ・ESU:価格は数カ月以内に発表
  • Windows 10 Enterprise 2016 LTSB
    ・推奨:Windows 11 Enterprise LTSC 2024(ハード要件を満たす場合)
    ・推奨:Windows 10 Enterprise LTSC 2021
    ・ESU:初年度は1台あたり61米ドル、2026年第2四半期から購入可能(Intune/Autopatch管理デバイスには割引あり、45米ドル/台)。年ごとに価格は倍増
  • Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB
    ・推奨:Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024(ハード要件を満たす場合)
    ・推奨:Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021
    ・ESU:デバイスメーカー(OEM)からのみ購入可能(要問い合わせ)