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「Windows 10」を1年延命できるESU、個人向けを「Microsoft Store」からも購入可能に
価格は3,500円(税込み)
2025年10月16日 07:40
「Windows 10」の一般消費者(コンシューマー)向け「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)が、「Microsoft Store」からも購入できるようになった。価格は3,500円(税込み)。
「Windows 10」のサポートは米国時間10月14日をもって終了し、来月の「Windows Update」からはセキュリティパッチが供給されない。つまり、万が一脆弱性が発見されても対処されないため、利用を継続するとサイバー攻撃の被害にあうリスクが高くなる。しかし、後継製品や代替製品への移行のためにもう少し猶予がほしいというユーザーも少なくないだろう。
ESUはそうしたユーザーのためのプログラムで、「Windows Update」を介したセキュリティパッチの提供をもう1年間購読できる(新機能の追加や不具合の修正などは行われない)。通常は法人にしか提供されないものだが、「Windows 10」では特別に個人でも利用できる。
ただし、個人向けの「Windows 10」ESUは無償で登録する方法もある。まずはこちらを試してみるべきだろう。すでにESUを無償登録した環境でも「Microsoft Store」のESUは購入できてしまうようなので注意したい(編集部にて、購入の完了までは行わなかったが、購入プロセスに進めることは確認した)。