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サービス終了したはずの「Windows 10」に定例外パッチ、ESUに登録できない問題を解決

「Windows Update」経由で適用すれば、1年の延命が可能

Microsoft、「KB5071959」を定例外でリリース

 米Microsoftは11月11日(現地時間)、Windows 10の更新プログラム「KB5071959」を定例外(Out-of-band)でリリースした。「Windows 10 バージョン 22H2」デバイスで、コンシューマー向け「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)への登録に失敗することがある問題が解決されているとのこと。

 米国時間10月14日のサービス終了以降もWindows 10デバイスでセキュリティパッチを受け取りたい場合、「設定」アプリの[更新とセキュリティ]-[Windows Update]ページからESUへの登録を行う必要がある。登録は実質無料。

 ところが、ESUへの登録を開始してもウィザードが途中で止まり、登録を完了できないケースがあったようだ。この問題の原因は特定されており、[Windows Update]設定ページから「KB5071959」を適用すると解決されるとのこと。

 なお、すでにESUへ正常に登録できている場合、追加の操作は不要。[Windows Update]設定ページで新しいパッチをチェックすると、今月のセキュリティパッチ「KB5068781」がダウンロード・インストールされるはずだ。

ESU登録デバイスで「KB5068781」をダウンロード・インストール