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定番ライブ配信ツール「OBS Studio」でセキュリティ事件、一部プラグインが乗っ取り

原因はパスワードの使いまわし

開発チームのアナウンス

 ライブ配信ソフト「OBS Studio」の公式フォーラムで3月9日(米国時間)、セキュリティインシデントが報告された。プラグイン作者のアカウントが乗っ取られ、悪意あるバージョンが配信された。



 攻撃の影響を受けたプラグインとそのバージョンは、以下の通り。括弧内は配信されていた期間(太平洋標準時)。

  • ClickSound:v2026-02-28, 1.0.1(2月27日17:29~2月28日17:15)
  • SRBeep:v3.0.0~v3.0.3(2月8日15:23~2月22日8:44)
  • obs-websocket:v2026-02-28, 5.0.2(2月27日20:22~2月28日8:32)

 「obs-websocket」に関しては、「OBS」本体に同梱されているバージョンは影響を受けない。

 ちなみに、アカウント乗っ取りの原因は当該プラグイン開発者によるパスワードの使いまわし。組織的な攻撃の一環として、複数のアカウントが侵害を受けた。

 OBSのフォーラムそのものが侵害されたわけではないが、「OBS」の開発チームは新規のリソース投稿だけでなく、アップデートの際も手動承認を導入するなどの対策を実施。悪意あるファイルもすでに削除済みだ。

 ユーザーに対してはパスワードの使いまわしを避け、多要素認証(2FA)の利用を呼び掛けている。