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「Visual Studio」のAI基盤は「GitHub Copilot SDK」に、エージェントで既存・大規模資産を育てる場へ
「Build 2026」にあわせ今後の展望を示す
2026年6月12日 15:30
米Microsoftは6月2日(現地時間)、開発者向けカンファレンス「Build 2026」にあわせ、「Visual Studio」の展望を明らかにした。“コードは単なる成果物(artifact)ではなく資産(asset)である”という考えを軸に、コードベースが肥大化しても健全さと正確さを失わず、さらに発展できるようにするとしている。
発表された主な取り組みは、以下の通り。
- 作業に“参加”するエージェント:「Visual Studio」の「GitHub Copilot」はチャットとコード補完だけの段階を終え、エージェントとなる。これまでの支援ツールがエージェントに置き換えられてしまうことはなく、デバッガー、プロファイラー、テストツールなどで得られるアイデアを行動に移すのをエージェントが助ける。ただ関数を書いてもらうのではなく、“なぜ高負荷時に遅いのか”といった課題に取り組むことができるので、大規模なC#/C++コードベースではとくに役立つ
- ビルド前のエラーチェック:ビルド開始前にエラーや警告をチェックすることで、無駄なビルドを抑制。時間を節約する
- マージコンフリクトのAI支援解決:すべてを自動マージするのではなく、コンフリクトの内容を理解し、適切な判断を下して作業へ戻れるように支援
- モダナイゼーションの強化:「Visual Studio」統合のエージェント「GitHub Copilot modernization」が今夏拡充。「Web Forms」アプリの「Blazor」への移行などがサポートされ、AIを活用して既存の資産をモダナイズできる
- 自動で適用されるスキル:プロジェクトの種類と作業内容に応じて、Microsoft製のAIスキルが自動で適用される。プロンプトを工夫したり、機能を探したりする手間が減る
- BYOK/BYOMのサポート:ローカル、クラウドを問わず、開発者が手持ちのAPIキーやAIモデルを持ち込める。性能・コスト・コンプライアンスの要件に応じた柔軟な選択を実現
また、こうした取り組みの土台として、「Visual Studio」のAI統合の基盤は今後「GitHub Copilot SDK」へ移行する。表面には表れないが、独自にAI基盤を整えるよりも早く新機能が届けられ、またエコシステムとの整合性も高くなると期待できる。
















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