やじうまの杜
「Bing」で「rakuten」と検索するとサポート詐欺サイトを踏んでしまうかも
当面の間は自衛するしかなさそう
2024年6月13日 12:09
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
「Bing」で「rakuten」と検索すると、サポート詐欺サイトへ飛ばされる可能性があるとのこと。「Microsoft Edge」などは既定の検索エンジンが「Bing」になっているので注意が必要です。
Bingでrakutenと検索するとテクニカルサポート詐欺に連れて行かれました。広告主は「杭州隐豪网络科技有限公司」らしい。Windows/macOS両対応。https://t.co/Fkg6dLnwcWhttps://t.co/18DHqweLNhpic.twitter.com/rtpv50ZrGR
— tss (夜行性昼行燈)🌻😨🌻 (@tss_0101)June 11, 2024
「Bing」の検索結果には広告が表示されることがありますが、「rakuten」と検索したときに最初に現れる広告が中国の詐欺サイトになっているようです。
この広告リンクをクリックしてしまうと、Windowsの青い起動オプション画面や「Windows セキュリティ」、「Microsoft Defender」ウイルス対策などを模したWebページが現れ、「異常なアクティビティにより Windows がロックされた」などとユーザーを脅して、管理者権限でのログインが求められます。派手な警告音とともに、自動音声で「この画面を閉じるな」とアナウンスされますが、詐欺師とはそういうもの。無視して閉じてしまってOKです。
Microsoftもまったく対策していないわけではないようで、時折削除されるようですが、執筆時現在、またアクセスできるようになっていました。とりあえず、当面の間は自衛するしかなさそう。広告リンクには小さく「広告」と書かれていますので、本物のサイトと見間違えないようにしましょう。正規のサイトをブックマークし、検索エンジン経由でアクセスしないようにするのも対策になるかもしれません。