やじうまの杜

macOS開発者は注意! Google検索の広告から「Homebrew」の偽サイトに誘導される事例

一目で見分けるのは困難

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「Google」の検索結果ページに掲出されているスポンサーリンクが、実は「Homebrew」の偽サイト

 昨日、「Google」検索の広告にmacOS向けパッケージマネージャー「Homebrew」の偽サイトが掲出される事件があったのだそう。正しいURLは「brew.sh」なのですが、この偽サイトは一文字違い。しかも、スポンサーリンク上ではURLが正規のものに偽装されているようで、見分けるのは難しそう。



 編集部では確認できなかったので、すでに「Google」に対処されていると思われますが、Macを使っている開発者は注意しましょう。

正しいURLは「brew.sh」なのですが、この偽サイトは一文字違い

 また、それ以外のユーザーも検索結果ページのスポンサーリンクには慎重になったほうがよさそうです。過去には「Bing」で「rakuten」と検索するとサポート詐欺サイトへ飛ばされる(かもしれない)問題というのがありました。ブックマークではなく、検索エンジン経由で有名サイトへアクセスしようとするユーザーを狙う悪い人たちがいるようです。

 よく利用するサイトはブックマーク(お気に入り)に入れておき、そこからアクセスする癖をつけるのも対策として有効でしょう。