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Microsoftのロゴを悪用したサポート詐欺に関する注意喚起 ~消費者庁が発表

パソコンに偽警告ウインドウを表示し消費者に電話をかけるよう促す

消費者庁の注意喚起ページ

 消費者庁は2月19日、Microsoftのロゴを利用して同社の関係者であるかのように装い、消費者に多額の金銭を支払わせる事業者に対する注意喚起を発表し、被害の発生または拡大の防止に資する情報を都道府県及び市町村に公表した。

 悪質な事業者の手口は“あなたのコンピュータにウイルスが見つかりました”といった文言と、問い合わせ先の電話番号が記された偽警告ウインドウを表示し、かつ大音量の警告音を鳴らして、消費者に電話をかけるよう仕向けるというもの。電話をかけると『パソコンの修復とセキュリティ保護のサポートが必要です』などと告げ、セキュリティ対策のサポート料などと称して多額の金銭を支払わせる。このような手口を使う悪質事業者は複数存在するという。

偽警告画面の例

 日本マイクロソフトは、エラーや警告のメッセージにサポート窓口の電話番号を記載することはないとしており、電話をかけさせるようなメッセージが表示されても絶対に連絡しないことが肝心だ。警告ダイアログやエラーメッセージが消せない場合は、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーから「タスク マネージャー」を起動し、Webブラウザーのタスクを終了するとよい。

 消費者庁は、パソコンのセキュリティに不安が残る場合は“情報セキュリティ安心相談窓口”へ、その他の相談は“消費者ホットライン”もしくは“警察相談専用電話”へ電話するよう呼び掛けている。

“情報セキュリティ安心相談窓口”・“消費者ホットライン”・“警察相談専用電話”の電話番号