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消費者庁がWindows 10への自動アップグレードについてWindows 7/8.1ユーザーへ注意喚起
万が一問題が発生した場合に相談できる問い合わせ窓口も案内
2016年6月23日 06:30
消費者庁は22日、『Windows 10 への無償アップグレードに関し、確認・留意が必要な事項について』と題するPDF文書を公開した。Windows 10へのアップグレードを行うかどうかに関わらず、Windows 7/8.1を利用する個人ユーザーがあらかじめ確認・留意しておくべき事項がまとめられている。
米Microsoft社は現在、パフォーマンスやセキュリティの向上を理由に、Windows 7/8.1を利用する個人ユーザーに対してWindows 10へのアップグレードを推奨している。このアップグレードは7月29日までの期間限定で無償提供されるが、それ以降は有償での提供となる。
しかし消費者庁によると、アップグレード処理中に誤って電源を切ったためにPCが起動しなくなったり、ソフトや周辺機器がWindows 10へ対応しておらず使えなくなったり、PCが古いなどの理由で正常に動作しないなどの不具合が生じる恐れがあるという。
また、Windows 10へのアップグレードを行う予定日は通知領域のポップアップでユーザーへ通知されるものの、それを変更またはキャンセルしない限り自動で行われる。そのため、Windows 10へのアップグレードを望まない場合は、正しい手順でアップグレードを拒否する必要がある。
今回公開されたPDF文書にはこうした問題への注意喚起のほかにも、万が一問題が発生した場合に相談できるマイクロソフトの問い合わせ窓口(電話およびチャット)が案内されている。また、ユーザーコミュニティで質問することでも解決できる場合があるので、ぜひ活用しよう。
【情報提供】Windows10への無償アップグレードに関し、確認・留意が必要な事項について公表しました。御自身のニーズ等を踏まえ、適切に対処しましょう。
— 消費者庁 (@caa_shohishacho)2016年6月22日
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