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ネコの走りでCPU負荷を知らせる「RunCat」が大幅機能アップ、実用性も向上

暇なときにスペースバーだけで遊べるミニゲームも

タスクトレイを走るネコの速さでCPU利用率を伝える「RunCat 365」

 タスクトレイを走るネコの速さでCPU利用率を伝える「RunCat」が8月6日、v3.0へとアップデートされた。2022年7月以来、3年ぶりのメジャーバージョンアップだ。これを機にアプリ名も「RunCat 365」へと改められた。

 「RunCat 365」は、タスクバーを走るかわいいネコのアニメーションでCPU使用率を知らせてくれるタスクトレイ常駐型アプリ。その走る様子は愛らしく、タスクバーに置いておくだけで癒される。ネコが気に入らないなら、右クリックメニューからランナーをパロット(Parrot)や馬(Horse)へ切り替えることも可能だ。

 本ソフトは「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「Apache-2.0」。対応OSはWindows 10 バージョン 2004およびそれ以降で、「Windows on Arm」デバイス(ARM64)でもネイティブ動作する。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、右クリックメニューでリステムリソースの利用状況を確認できるようになった。以下の情報をツリーで一覧できる。

  • CPU使用率(全体、ユーザー、カーネル、アイドル)
  • メモリ使用率(全体使用率、搭載量、使用済み量、使用可能量)
  • ストレージ容量(ドライブごとの利用率、使用量、使用可能量)

 見ていて楽しいだけでなく、実用的なアプリになったといえるだろう。

右クリックメニューでリステムリソースの利用状況を確認できるように

 とはいえ、遊び心をなくしたわけではない。右クリックメニューに[Ebdless Game]というコマンドが追加されており、暇なときにスペースバーだけで遊べる簡単なゲームを起動できる。タイミングよくネコをジャンプさせて障害物を飛び越え、ハイスコアを目指そう。

暇なときにスペースバーだけで遊べるミニゲーム

 そのほかにも、ランタイムが「.NET 6」から「.NET 9」へと更新。「Microsoft Store」から手軽に入手できるようになったのも大きな改善と言えるだろう。

「Microsoft Store」から手軽に入手できるように

ソフトウェア情報

「RunCat 365」
【著作権者】
Takuto Nakamura(Kyome22)氏
【対応OS】
Windows 10 バージョン 2004およびそれ以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.2(25/08/06)