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「Microsoft Edge」で5件の脆弱性修正 ~「ANGLE」や「V8」のセキュリティ欠陥に対処

v139.0.3405.102がリリース

「Microsoft Edge」v139.0.3405.102

 米Microsoftは8月15日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v139.0.3405.102を安定(Stable)チャネルでリリースした。拡張安定(Extended Stable)チャネルもv138.0.3351.140へと更新されている。

 本バージョンは、原則週一回行われているセキュリティアップデート。以下の脆弱性が対処されている。

  • CVE-2025-8879:Heap buffer overflow in libaom(High)
  • CVE-2025-8880:Race in V8(High)
  • CVE-2025-8901:Out of bounds write in ANGLE(High)
  • CVE-2025-8881:Inappropriate implementation in File Picker(Medium)
  • CVE-2025-8882:Use after free in Aura(Medium)

 深刻度の評価は、最高で「High」。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。