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ワードで番号付き箇条書きを使うと行の開始位置が微妙に揃わない! 手軽に整えるテク

表を活用して箇条書きを簡単に挿入する

 Wordを使って、手順書や業務フローを作成する際に、番号付きの箇条書きを使うことは多いですよね。また、見出しの次の行に内容説明を入力することがほとんどでしょう。ところが、見出しの位置と次の行の開始位置が微妙に揃わないことがあります。さらに「10」以降になると、「1」~「9」と見出しの位置がズレてしまい、全体が整っていない印象になります。

 わずかな違いですが、提出資料では気になります。スペースを挿入して無理に揃えている人もいるかもしれません。

見出しの文字と内容説明の開始位置が揃わない。「10」以降の本文のズレも気になる

 桁が変わるとズレる理由は単純で、番号の桁数が増えるからです。Wordの番号付き箇条書きは「番号部分」と「本文部分」の間の距離が一定です。1桁では問題ありませんが、2桁になると番号自体の幅が広がるため、本文の開始位置がずれてしまうわけです。つまり、このズレは不具合ではなく仕様です。

 もちろんインデントを数値で固定すれば、本文の位置は揃えられますが、設定画面が少しわかりにくく、毎回調整するのは手間に感じるでしょう。今回は、箇条書きを手っ取り早くキレイに挿入する方法を紹介します。

箇条書きを解除する

 上記の問題点は、箇条書きを「表」に変換してしまうと簡単に解決できます。番号が「10」でも「100」でも、本文の開始位置は常に固定されます。列幅で揃えているため、桁数の影響を受けません。

 ただし、単に[文字列を表に変換する]機能を利用しても思い通りには動作しません。1ステップずつ処理していきましょう。まずは番号付きの箇条書きを解除します。

箇条書き全体を選択して、[ホーム]タブにある[段落番号]をクリックする
箇条書きの形式が変わった。もう一度[段落番号]をクリックする
箇条書きの形式が変わった。さらにもう一度[段落番号]をクリックする
箇条書きが解除された

 なお、箇条書きの設定状況によって[段落番号]をクリックする回数は異なります。最終的に番号が消えて、通常の段落になればOKです。いったん[箇条書き]をクリックして、番号なしの箇条書きに変換、もう一度[箇条書き]をクリックして解除と操作してもいいでしょう。

文字列から表に変換する

 箇条書きを解除できたら[文字列を表にする]機能を利用します。既存の文字列をそのまま表に変換できる便利な機能です。最初は1列の表として作成しますが、後から番号用の列を追加するので問題ありません。

箇条書きを解除した文字列を選択して操作する。[挿入]タブにある[表]-[∨]から[文字列を表にする]を選択する
特に設定を変更する必要はない。[OK]をクリックする
1列の表が作成された
表を選択した状態で、[テーブルデザイン]タブの[罫線]-[∨]から[枠なし]を選択する
表の罫線が非表示になった

番号を挿入する

 表の左側に列を挿入して番号を入力します。番号は列全体を選択して[段落番号]をクリックするだけです。番号を振らない行は途中の番号を削除すれば、以降の番号は自動的に採番されます。

表の上を右クリックして、[挿入]-[列を左に挿入]をクリックする
列が挿入されて選択状態になる。[ホーム]タブにある[段落番号]をクリックする
列に番号が挿入された。「2.」を削除する
以降の番号が採番される
同様に不要な番号を削除しておく
番号の列幅を調整する

 Wordでは、インデントを利用するのが正攻法ですが、表を利用したほうが意図通りに処理しやすいケースもあります。箇条書きの段落番号に悩まされている人は覚えておくと便利ですよ。