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国産リモートデスクトップ「Brynhildr」 ~ゲームパッド→仮想キーコード変換に対応

「Free」は「Brynhildr 3」に、「Pro」は「Brynhildr 2」に改名、法人利用は有償に

「Brynhildr 3」v3.6.0。接続確認機能を有効にした様子

 高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」(ブリュンヒルデ)の最新版v3.6.0が、5月25日に公開された。v3.6.0のおもな新機能は、ゲームパッドの入力変換機能だ。

 この機能を利用すれば、クライアント側のゲームパッドのボタンやスティック入力を、サーバー側のキーボード入力に変換することが可能。つまり、ゲームパッドでもサーバーを操作できる。

 設定はサーバーのファイル(brynhildr.ini)へ仮想キーコードとともに変換ルールを記述する仕組み。複数ボタンの同時押しにも対応しており、最大4つまで設定できる。おまけとして、アナログスティックでマウスカーソルを移動させたり、ホイールスクロールを行う機能も備える。

 さらに、以前から要望があった仮想キーコードの置き換え機能も導入された。たとえば英語配列のクライアントから日本語配列のサーバーを操作するといった、キーボード配列の異なる環境で役立つ。こちらもサーバーの設定ファイルに記述する仕組みだ。

 そのほかの改善は、以下の通り。

  • 接続確認機能。クライアントからサーバーに接続する際に、接続確認のダイアログを表示し、接続の許可・拒否を選択できるように
  • ゲームパッドのアナログスティックの反応感度を調整
  • マウスカーソル描画の不具合を修正
  • Android端末における描画サイズの問題に対処。Webブラウザー接続において描画のサイズが正常にならないケースがあった
  • 設定ファイルへのコメント機能を追加(『//』で記述可能)

 なお、今回のバージョンアップにあわせて、「Brynhildr Free」は「Brynhildr 3」へ改称された(「Brynhildr Pro」は「Brynhildr 2」へ)。また、法人で利用する場合は、有償ライセンスが必要となる。個人での利用はこれまで通り無償だ。

今回のバージョンアップにあわせて、名称が「Brynhildr Free」から「Brynhildr 3」に。法人利用時は、有償ライセンスが必要となる

 「Brynhildr」は、他のWindowsデバイスを手元のPCで閲覧・遠隔操作するためのツール。画面や音声の転送以外にも暗号化通信、パスワード認証、マルチモニター機能、クリップボード共有機能(テキストのみ)、ファイル転送、Webブラウザーからのアクセス、ゲームパッド対応といった機能を備える。国産の安心感も魅力の一つだ。対応OSはWindows 10/11。Webブラウザー接続は「Microsoft Edge」、「Google Chrome」、「Firefox」などで利用できる。

 現在、公式サイト『vritra.remotedesktop.jp』や窓の杜ライブラリからダウンロード可能。1日1回の広告表示がある。

ソフトウェア情報

「Brynhildr 3」
【著作権者】
(株)ランスロット
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト(広告付き、法人利用は有償)
【バージョン】
3.6.0(26/05/25)