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上下左右のタスクバー、新しくなった[スタート]画面がRelease Previewチャネルに

「Windows Search」も強化、Web検索を無効化することも

上下左右に配置できるタスクバー、新しくなった[スタート]画面がRelease Previewチャネルに(スクリーンショットはDevチャネルのもの)

 米Microsoftは8月14日(現地時間)、サポート対象の「Windows 11」バージョンすべてを対象にRelease Previewチャネルの新ビルドを公開した。現在、以下のビルドが利用可能。

 一般ユーザーが用いる「バージョン 24H2/25H2」では、タスクバーとスタートメニューのカスタマイズ強化が目玉だ。一部の環境より段階的に展開される(Gradual rollout)。

上下左右に配置できるタスクバー。下以外の位置でも、ツールチップやフライアウト、アニメーションはタスクバーから出てくる
  • タスクバーの位置タスクバーを画面の下・上・左・右のどこにでも配置できるように。下以外の位置でも、ツールチップやフライアウト、アニメーションはタスクバーから出てくる。「タスクバーのアイコンを結合しない」といったカスタマイズもすべての位置で機能する(ただし、検索ボックスと小さいタスクバーは上下でのみサポート)
  • 小さいタスクバー:アイコンのサイズとタスクバーの高さを縮小するオプション小さいタスクバー(Small Taskbar)が追加。スタート、検索、システムトレイといった主要機能へのアクセスは維持したまま、画面を広く使える
  • スタートメニューのサイズ:従来のディスプレイサイズに応じた「自動」(既定)に加え、「小」「大」を選べるように
  • 「おすすめ」の改称:スタートメニューの「おすすめ」(Recommended)セクションが「新着順」(Recent)へ改称された
  • 名前とプロフィール画像を隠す:スタートメニューに自分の名前とアカウントの画像を表示しないようにできる
  • スタートの設定画面を刷新:「ピン留め済み」「新着順」「すべて」をそれぞれ表示・非表示できるトグルが用意された

 また、「Windows Search」も強化されている。検索ホームの表示が整理されて最近の検索へ戻りやすくなったほか、検索結果がどのソース――アプリ、設定、ファイル、Web、「Microsoft Store」――に由来するのかが判別しやすくなった。Webと「Microsoft Store」の候補をローカルの結果と併せて表示するかどうかは、[プライバシーとセキュリティ]-[検索]設定ページで選べる。よく使うフォルダーを自動的にインデックスする設定も追加された。

「Windows Search」も強化
[プライバシーとセキュリティ]-[検索]設定ページ

 そのほかのおもな変更点は以下の通り。

  • エクスプローラーのホームが高速化し、応答性が向上。「おすすめ」セクションのカルーセルがタッチスクロールに対応
  • 起動、サインイン、再起動、シャットダウン、更新プログラムのインストールで表示される進行状況インジケーターのデザインを刷新
  • 職場または学校のアカウントでサインインしている場合、共有ウィンドウからアプリを探して直接インストールできるように
  • 管理者権限を必要な時だけ付与する「管理者保護」(Administrator protection)の展開を開始。既定では無効で、「Microsoft Intune」のOMA-URIかグループポリシーで有効化する
  • 仮想デスクトップの切り替えがスムーズかつ機敏に
  • 日本語IMEでの入力時にハングが起きにくく改善。「netsh wlan show wlanreport」コマンドの日本語出力も改善された
  • 耐量子計算機暗号(PQC)のアルゴリズム「ML-KEM」を、TLSの鍵交換で単独のアルゴリズムとして利用可能に
  • 2026年8月以降、「24H2」「25H2」に「WMIC」(Windows Management Instrumentation Command-line)ユーティリティは同梱されない(参考記事)。新規インストールでは既定で削除済みで、「Feature on Demand」(FoD)としても提供されない。ただし「WMI」自体は引き続きサポートされる

 テスト中に大きな問題が見つからなければ、これらの改善は今月末のプレビュー更新プログラムを経て、来月以降の「Windows Update」で全面展開される見込みだ。