Windows Insider Preview

キビキビ、スッキリした「Windows Search」が間もなく製品版「Windows 11」に

「Bingの検索結果を含めない」などの設定も可能。Release Previewチャネルでテスト中

 このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。

新しくなった「Windows Search」(スクリーンショットはExperimentalチャネルのもの。以下同)

 プレビュー版「Windows 11 バージョン 24H2/25H2」でテストされていた新しい「Windows Search」が米国時間8月14日、Release Previewチャネルにも展開された(Build 26100.9267/26200.9267、KB5120998)。間もなく製品版OSでの配信も始まりそうだ。

 Microsoftは今年に入ってOSの細部を“作り込み”に専念すると約束し、ユーザーインターフェイスの応答性改善、ユーザー操作を妨げるノイズの削減、透明性の向上、ユーザーの選択肢確保を進めている。

 OS標準の検索機能である「Windows Search」も、もちろんこの“作り込み”の対象。信頼性の向上に取り組んだほか、ざっと見て把握しやすくしたり、結果を選ぶ前に移動先を把握しやすくしたりといった改善を行っているという。

検索ホームの整理

 まず、ごちゃごちゃしていると批判をうけていた検索ホーム(Search home)を刷新。「最近検索した語句」にだけフォーカスしたシンプルなデザインになった。

タスクバーの検索ボックス(検索アイコン)を選択すると現れるパネル「検索ホーム」は、「最近検索した語句」にだけフォーカスしたシンプルなデザインに

 「今日は何の日?」や「今日のクイズ」といった余計なものは、もう表示されない。

ごちゃごちゃしていると批判をうけていた、従来の検索ホーム

結果の出どころを明示

 その検索結果がアプリ、設定、ファイル、Web、「Microsoft Store」の候補のうちどれに由来するのかが分かりやすくなった。結果を選ぶ前に、何を見ているのか、どこへ移動するのかが判別しやすくなる。

シャットダウンコマンドなどへダイレクトにアクセスすることも。検索ホームの大きさはスタートメニューのサイズ設定に追随する

Web候補の表示可否を選択

[プライバシーとセキュリティ]-[検索]設定ページ

 [プライバシーとセキュリティ]-[検索]設定ページに、[提案された検索結果を表示する]というオプションが追加された。以下の項目を検索結果に含めるかどうかをコントロールできる。

  • Web 検索:「Bing」検索の結果
  • Microsoft Store:ストアで公開されているアプリやゲーム

 そのほかにも、「Microsoft アカウント」に紐づく情報や「OneDrive」に保存されたクラウドファイルを検索結果に含めるかどうかも、ユーザー側で調整できる。

よく使うフォルダーを自動インデックス

 [プライバシーとセキュリティ]-[検索]設定ページの[ファイルを検索]セクションに[関連するその他の場所を自動的に検索する]というオプションを導入(既定有効)。ユーザーがよく使うフォルダーを検出して、自動的にインデックスの対象へ追加できるようになった。わざわざ検索対象のフォルダーをカスタマイズしなくても、ファイルが検索結果に表示されるようになる。

 自動でインデックスに追加されたフォルダーを削除する場合も、[削除]ボタンを押すだけだ。

[プライバシーとセキュリティ]-[検索]設定ページ

 なお、これらは「段階的な展開」(gradual rollout)に位置づけられた改善となっている。対象のビルドを導入していても、すぐに反映されるとは限らない点には注意したい。

 また、同じビルドでは、上下左右に配置できるタスクバーや、刷新された[スタート]メニューも提供されている。こちらにも期待だ。