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「Windows Search」が大幅改良、高速・シンプル・堅固になり、プロモも排除できるように

「Windows Insider」ビルドでテスト開始

「Windows Search」ボックスの改善が「Windows Insider」向けに展開開始

 米Microsoftは7月13日(現地時間)、「Windows Search」の改善を発表した。同日より「Windows Insider」ビルドのExperimentalチャネルで、段階的な展開(Controlled Feature Rollout)が始まっている。

 「Windows Search」は、インストールされているアプリやデバイスに保存されているファイル、OSの設定オプションなどを検索する機能。タスクバーの検索ボックスなどから利用可能で、アプリを起動したり、ファイルを開くといった操作の起点となる場所だ。

 しかし、Windows 11の「Windows Search」ではいくつかの問題が指摘されている。たとえば、「Bing」の検索結果など、Microsoftがおすすめする情報が提案されることがあり、それがノイズだと感じるユーザーは少なくない。「Windows Search」の反応や表示が遅かったりといったパフォーマンスの問題や、検索結果が正常に表示されないといった安定性の問題が報告されることもある。

 そこで、同社は「もっと速く、関連性が高く、使いやすい検索を」というユーザーの要望に応えるべく、「Windows Search」の改善を進めている。

  • 検索ホームの簡素化:視覚的な雑然さ(クラッター)を減らし、最近の検索へすばやく戻れるように
    これまで検索パネル右側に表示されていた追加情報が消え、スッキリとした見栄えに
  • 検索結果のソースが明確に:検索結果がアプリなのか、設定オプションなのか、ファイルなのか、「Bing 検索」の結果なのか、「Microsoft Store」のアプリ候補なのかをわかりやすく表示。クリック前に、何を見ていてどこへ移動するのかが判別しやすくなる
    検索結果のソースが明確に。ファイルであればサムネイルで中身も確認できる
  • Web検索結果から広告・プロモーションを排除:関連製品やプロモーションを先に見せるのをやめ、もっとも関連性の高い回答を表示。ユーザーの集中を妨げない
    Webをソースとした検索結果もシンプルに
  • Webや「Microsoft Store」をソースにするかをユーザーがコントロール:[設定]-[プライバシーとセキュリティ]-[検索]設定ページにオプションを追加。Web検索の結果や「Microsoft Store」の候補を、ローカル結果と一緒に表示するかどうかを選べる
    [設定]-[プライバシーとセキュリティ]-[検索]設定ページ
  • ローカル結果を優先:手元のコンテンツのほうが適した一致である場合、アプリ・設定・ファイルがWeb/Microsoft Storeの候補より上位に表示されやすくなる。「PC」や「ごみ箱」といったシステム項目も見つけやすい
  • アプリ検索のタイポに強く:入力ミスや文字の欠落・重複、部分的な単語にうまく対応。たとえば「utlook」でも「Outlook」を見つけられる
    たとえば「utlook」でも「Outlook」を見つけられる
  • 設定の検索結果を改善:より関連性の高い設定が上位に表示されるようランキングシステムを調整。今後数カ月でさらにチューニング予定
    より関連性の高い設定が上位に表示されるよう、ランキングを調整
  • ファイル検索を改善:たった2文字の入力でもファイル検索を開始できる。従来は3文字以上入力しないとローカルファイルはマッチしなかった。クラウドファイルがより強くマッチする場合は、それも検索結果に表示されるように
  • 信頼性の向上:クラッシュや読み込みの不具合が起きにくくなるなど、検索の安定性を改善

 なお、これらの改善は段階的に展開されるため、プレビュービルドを最新版にしても利用できない場合がある。その場合はしばらく待つか(再起動すると受け取れる場合がある)、機能フラグ(Feature flags)を有効化するとよい。

「Windows Search」ボックスの改善が「Windows Insider」向けに展開開始