Windows Insider Preview
タスクバーに入るAIがテスト開始、「Windows Search」が「Copilot に何か質問する」
アプリ、ファイル、設定を探すランチャー代わりや、操作質問もOK
2025年11月6日 08:08
このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。
米国時間10月31日にDev/Betaチャネルでリリースされた「Windows 11 Insider Preview」Build 26220.7051(KB5067115)には、「Ask Copilot in taskbar」と呼ばれる新機能が搭載されている。「Windows Search」と「Copilot」を組み合わせた実験的なユーザーインターフェイスだ
この機能は既定無効で、[個人用設定]-[タスク バー]設定ページから有効化できる(設定ページへのアクセスは、タスクバーの右クリックメニューを使うのがおすすめ)。有効にするとタスクバーの「Windows Search」検索ボックスが、「Copilot に何か質問する」というボックスに置き換わる(検索ボックスは自動で「非表示」になる)。

[Ask Copilot]ボックスをクリックするなどしてフォーカスを当てると、ミニウィンドウが開き、AIへのプロンプトを入力できるようになる(カスタマイズすれば[Copilot]キーでアクティブ化することも可能)。ミニウィンドウはちょっとしたランチャーアプリも兼ねているようで、アプリやファイル、フォルダー、設定項目なども検索可能。[スタート]画面での「Windows Search」もこれまで通り行える。
編集部環境ではまだ確認できていないが、プロンプト入力ボックス右側にメガネ、マイクアイコンがあれば、「Copilot Vision」、「Copilot Voice」といった機能にもすぐにアクセスできるようだ。
「Copilot Vision」はデスクトップやそこで動作するアプリを「Microsoft Copilot」アプリ(Copilot on Windows)と視覚的に共有し、チャットコンテキストに追加できる機能。ユーザーインターフェイスのわからないところについて質問をしたり、具体的な使い方をナビゲーションしてもらったりできる。「Copilot Voice」は「Copilot on Windows」と音声対話できる機能だ。いずれもPC操作がわからない、助けがほしいというときに役立つ。
なお、「Ask Copilot」は既存のWindows APIを用いてアプリやファイル、設定項目を検索する。これは従来からある「Windows Search」と同じ仕組みで、「Copilot」が勝手に個人コンテンツにアクセスしているわけではない。また、検索されたコンテンツが許可なく外部に送信されることもないとのこと。

















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