ニュース
高機能スクリーンレコーダー「Bandicam 2027」が公開、AI文字起こしや動画編集を内蔵
1回5分までの録画であれば無料、編集しなければ透かしもなし
2026年9月14日 15:50
韓国のBandicam Companyは9月9日、「Bandicam 2027」をリリースした。今回のメジャーアップデートより、内部バージョンが年号ベースに改められている(v8.3.1からv27.0.6.2686へ)。
「Bandicam」は、高機能・高品質なデスクトップ動画キャプチャーソフト。Intel、NVIDIA、AMDのハードウェアアクセラレーション機能に対応しており、画質・音質の劣化を最小限に抑えつつ、高品質・低負荷なデスクトップキャプチャーを実現する。録画しながらペンで注釈を入れたり、Webカメラやゲーム画面を同時に録画したりもできる。
64bit版のWindows 7/8/10/11に対応するシェアウェアで、公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。個人向け1PCライセンスの価格は永続ライセンスが9,800円、年間ライセンスが4,950円(いずれも税込み、通常価格)。連続録画・録音1回5分までなどの制限を甘受すれば、無料でも利用できる。編集してエクスポートされた場合を除き、動画にウォーターマーク(透かし)も入らない。
「Bandicam 2027」の目玉は、AIの活用と編集機能の内蔵だ。話者を識別しながら会話を文字起こしし、字幕を挿入・編集して、動画をトリミングするといった比較的簡単な作業であれば、「Bandicam」だけで完結できる。カーソルの動きに合わせて自動でズームイン・ズームアウトするスマートズーム機能、Webカメラの映像から背景を削除・ぼかす機能を備えるほか、最大3か所にモザイクを施して個人情報を隠すといったことも可能だ。
そのほかにも、ハイライト編集、無音部分・選択した話者・フィラーワード(つなぎ言葉)の自動編集、字幕翻訳、動画の要約や内容に基づいたクイズの作成(要約とクイズはHTMLで保存可能)といったAI機能も備える。ただし、一部の機能はログインが必要だ。
もし「Bandicam 2027」ではカバーしきれない機能があっても、「Bandicam AI Studio」(bandicam.ai)が利用できるのも心強い。Webブラウザーで以下のさまざまな編集が行える。
- 動画生成:「Gemini Omni 1.1 Flash」や「Seedance 2.0」などを用いてテキストや画像を動画に。モーションコントロール、リップシンクなども
- 画像生成:「GPT Image 2.5」や「Nano Banana 2」「Nano Banana Pro」などでテキストから画像を生成。画像編集、アップスケール、背景削除なども
- 音声生成:音声翻訳、ボイスチェンジャー、効果音生成など
- エフェクト:ボディ補正、筋肉補正、顔の入れ替えなどをサポート
- 字幕生成:動画または音声ファイルを選択して編集可能な字幕を生成。話者を識別することもできる。日本語にも対応
ちなみに、「Bandicam AI Studio」のAI処理はクレジットを消費する仕組み。新規登録で100クレジットが付与されるので、無償で始められる。
このほかにも、Webカメラオーバーレイの枠線表示や形状の選択(角丸長方形、円、ハート、星など)、AACオーディオコーデックの高ビットレート対応、オーディオトラックを別のMP3ファイルとして保存する機能などが追加された。メインウィンドウ下部は[ホーム]タブと[設定]タブに分けられ、ウィンドウの角もOSのデザインに合わせて表示されるようになった(Windows 11では角丸)。
ソフトウェア情報
- 「Bandicam」
- 【著作権者】
- Bandicam Company
- 【対応OS】
- 64bit版のWindows 7/8/10/11
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 4,950円(個人向け年間ライセンス)など(一部機能に制限がある無料版としても利用可能)
- 【バージョン】
- 27.0.6.2686(26/09/09)


























