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国産リモートデスクトップ「Brynhildr 3.2.3」、Webブラウザー接続もゲームパッドに対応

「Brynhildr」サーバーで動かしているゲームを、Webブラウザー越しに快適プレイ

高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」

 高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr Free」の最新版v3.2.3が、11月25日に公開された。1日1回の広告表示があるフリーソフトで現在、公式サイト「vritra.remotedesktop.jp」や窓の杜ライブラリからダウンロード可能。

 「Brynhildr」(ブリュンヒルデ)は、他のWindowsデバイスを手元のPCで閲覧・遠隔操作するためのツール。画面や音声の転送以外にも暗号化通信、パスワード認証、マルチモニター機能、クリップボード共有機能(テキストのみ)、ファイル転送、Webブラウザーからのアクセスといった機能を備える。国産の安心感も魅力の一つだ。対応OSはWindows 10/11。Webブラウザー接続は「Microsoft Edge」、「Google Chrome」、「Firefox」などで利用できる。

 「Brynhildr」はゲームパッドもサポートしているが、これまではWindowsクライアントから接続するときしか使えなかった。しかし本バージョンでは、Webブラウザー接続でもゲームパッドに対応。「Brynhildr」サーバーで動かしているゲームを、Webブラウザー越しに楽しめるようになった。

 なお、「Brynhildr」サーバー側にはゲームパッドプラグイン「gamepad.dll」が必要。このプラグインはオープンソースとなっている。

 そのほかにも、本バージョンでは以下の改善が行われている。

  • Windowsクライアント接続とWebブラウザー接続が交互にあった場合、接続が不安定になる不具合を修正
  • コマンドラインオプション「/autostart」で自動起動した場合、ウィンドウの右上にSIDが表示されない場合がある不具合を修正

ソフトウェア情報

「Brynhildr」
【著作権者】
(株)ランスロット
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト(広告付き)
【バージョン】
3.2.3(25/11/25)