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リモートデスクトップ「Brynhildr Free」にゲームパッドプラグイン、オープンソースで

手元のゲームパッドでリモートデスクトップを操作

リモートデスクトップ「Brynhildr Free」にゲームパッドプラグイン

 「Brynhildr Free」向けのゲームパッドプラグイン「gamepad.dll」が、2月11日にリリースされた。バージョンは「0.9.0」でベータ版という扱いだが、C++言語のソースコードも含まれており、ユーザー側でのカスタマイズも可能だ(ライセンスはパブリックドメイン)。

 「Brynhildr」(ブリュンヒルデ)は、遠隔PCのデスクトップを手元のPCで閲覧・遠隔操作できる、いわゆるリモートデスクトップ接続ツール。画面や音声の転送以外にも暗号化通信、パスワード認証、マルチモニター機能、クリップボード共有機能(テキストのみ)、ファイル転送などを備える。

 「Brynhildr Free」とも呼ばれる「Brynhildr 3」シリーズは、1日1回広告が表示されるものの、無償での利用が可能。Webブラウザーからリモートデスクトップサーバーへ接続する機能も追加され、非Windows環境からもアクセスできるようになった。

 今回リリースされた「gamepad.dll」は、クライアント側に接続されたゲームパッドの信号をサーバー側にインストールされた仮想ゲームパッド「vJoy」に信号を渡すプラグインだ。つまり、手元のゲームパッドでリモートデスクトップを操作できるようになる。

 使い方も簡単で、サーバー側の「brynhildr.exe」と同じフォルダーに以下のファイルを配置するだけだ。

  • gamepad.dll
  • vJoyInterface.dll(インストールした「vJoy」の「x86」フォルダーに含まれる)
  • vJoyInterfaceWrap.dll(同上)

 ボタンの割り当てをカスタマイズするには、「gamepad.cpp」のカスタマイズとビルドが必要になる。

ソフトウェア情報

「gamepad.dll」
【著作権者】
(株)ランスロット
【対応OS】
Windows
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.9.0(25/02/11)