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Windows用の無償リモートデスクトップ「Brynhildr」、LinuxからのWeb接続にも対応
macOS/ChromeOSを想定した処理を見直し、OSフリーに
2024年12月20日 14:23
高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」の最新版v3.0.2が、12月18日に公開された。新たにLinuxからの接続がサポートされている。
「Brynhildr」(ブリュンヒルデ)は、他のPCを手元のPCで閲覧・遠隔操作するためのツール。画面や音声の転送以外にも暗号化通信、パスワード認証、マルチモニター機能、クリップボード共有機能(テキストのみ)、ファイル転送などを備える。「Brynhildr 3.0.0」からはクライアントとしてWebブラウザーを利用する機能が追加され、理論上はモダンブラウザーさえあれば非Windows環境からもアクセスできるようになった。
しかし、「Brynhildr 3.0.0」のリリース当初はキーコード変換処理がmacOSとChromeOSのみを想定しており、それ以外の環境からは接続できなかったようだ。最新版ではJavaScriptでキーコードを取得・変換する仕組みに改められたため、Linuxからの遠隔操作も正式にサポートされている。JavaScriptでキーコードを正しく取得できる環境であればどこでも動作するはずなので、「FreeBSD」などのOSでも利用できるだろう。
そのほかにも、マウス描画の不具合などが修正されているとのこと。
「Brynhildr 3.0.2」(コードネーム:Vritra、「Brynhildr Free」とも)はWindows 10/11に対応しており、現在公式サイト「vritra.remotedesktop.jp」や窓の杜ライブラリからダウンロード可能。利用は無償だが、1日に1回広告が表示される。
ソフトウェア情報
- 「Brynhildr」
- 【著作権者】
- (株)ランスロット
- 【対応OS】
- Windows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(広告付き)、シェアウェア 1端末あたり年額1,200円(税別)
- 【バージョン】
- 3.0.2(24/12/02)