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国産の高速リモートデスクトップ「Brynhildr 3.2.0」、Windowsサービスの複数登録に対応
複数のポートで待ち受けることで一対多接続が可能
2025年10月17日 09:50
高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」の最新版v3.2.0が、10月9日に公開された。本バージョンでは、Windowsサービスへの同時登録機能が実現されている。
最新版の「Brynhildr」はポート番号ごとに複数のWindowsサービス(Brynhildr 3000 Service、Brynhildr 3001 Service……)が登録できるようになった。これにより、一つのデバイスに対し複数のクライアントからそれぞれ別のポート番号で接続(一対多接続)するといったことが可能となる。
そのほかにも、本バージョンでは以下の改善が行われている。
- Webブラウザー接続機能でマウスカーソルの表示を指定できるように。URLパラメータ「c1=」に値を指定することにより挙動が変わる(0:自動、1:常に非表示、2は常に表示)
- ユーザーインターフェイスの微調整
- クリップボード処理の修正
- タイムアウト処理の変更
- 音声伝送処理の変更
「Brynhildr」(ブリュンヒルデ)は、他のWindowsデバイスを手元のPCで閲覧・遠隔操作するためのツール。画面や音声の転送以外にも暗号化通信、パスワード認証、マルチモニター機能、クリップボード共有機能(テキストのみ)、ファイル転送などを備える。国産の安心感も魅力の一つだ。
対応OSはWindows 10/11で、現在公式サイト「vritra.remotedesktop.jp」や窓の杜ライブラリからダウンロード可能。利用は無償だが、1日に1回広告が表示される。
ソフトウェア情報
- 「Brynhildr」
- 【著作権者】
- (株)ランスロット
- 【対応OS】
- Windows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(広告付き)
- 【バージョン】
- 3.2.0(25/10/09)