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エージェントスキルに対応した「Visual Studio Code」v1.108が公開 ~2025年12月更新
追加すれば汎用AIモデルが専門家に、内蔵ターミナルはカスタムグリフ対応を拡充
2026年1月9日 17:27
米Microsoftは1月9日(日本時間)、「Visual Studio Code」の2025年12月アップデート(v1.108)を正式公開した。今月も多くの新機能と改善が行われている。
なかでも注目は、「エージェントスキル」(Agent Skills)のサポートだ。これはAnthropicの「Claude Skills」がオープンスタンダード化されたもので、実体はAIモデルが必要に応じて読み込む指示書(SKILL.md)、スクリプト、リソースを含むフォルダー(「.github/skills」フォルダー)だ。スキルを定義しておけば、本来は汎用的な知識しか持たないAIモデルを特定のタスクを遂行する専門エージェントに仕立て上げることができる。
既存の「カスタム指示」(Custom instructions)とも似ているが、こちらはプロジェクトで共通のコーディングガイドラインなどを定義するのに用いる。同じ会社の別プロジェクトなどには再利用できるかもしれないが、基本的にそのプロジェクトだけで利用するものだ。一方のエージェントスキルは“ポータブル”で、一度作成すればまったく文化の異なるプロジェクトでも活用できる。他の人が公開したスキルでAIを特定タスクの専門家にすることもできるだろう。
なお、「Visual Studio Code」のエージェントスキル対応はまだ実験的な段階だ。既定では無効化されているため、利用するには「chat.useAgentSkills」オプションを有効化する必要がある。
そのほかにも、本バージョンではエージェントセッションビューが改善。エージェントの活動を追跡したり、ナビゲーションするのが容易になった。リポジトリエクスプローラーでは「Git」ワークツリーに直接アクセスできるようになった(実験的機能)ほか、誰が最後にソースコードを変更したのかを示す「blame」表示で空白を無視できるようになった(つまり、フォーマットの変更などの些細な変更を無視して、機能変更のコミットだけを表示できる)。
さらに内蔵ターミナルでは自動承認の仕組みが改良され、割り込みが減少。大きなテキストを貼り付けても遅延がなくなったほか、他のターミナルでサポートされているカスタムグリフが取り込まれた(現在、約800文字に対応)。
また、毎年恒例の大規模なハウスキーピングも実施され、6,000件ものイシュー(不具合報告や機能提案)がクローズ(解決または却下)されたほか、1,000件以上がトリアージ(整理)された。
「Visual Studio Code」は、Windows/macOS/Linuxで動作する高機能なコードエディター。現在、本ソフトの公式サイトや「ストア」アプリ(Microsoft Store)から無償でダウンロード可能。すでに利用している場合は、アプリの自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.108(26/01/09)



















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