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「Visual Studio Code」v1.109が公開、マルチエージェント開発の拠点としての機能を拡充
統合ブラウザーの導入など、AI以外でも使い勝手改善が図られた2026年1月更新
2026年2月5日 13:02
米Microsoftは2月5日(日本時間)、「Visual Studio Code」の2026年1月アップデート(v1.109)を正式公開した。開発者が複数のコーディングエージェントを同時に使役・管理するマルチエージェント開発の拠点となるべく、とくにAI関連で多くの機能強化が行われている。
チャットのユーザーエクスペリエンス(UX)
まずチャット関連では、ストリーミングが高速化。Anthropicのコーディングモデル「Claude」の思考トークン(thinking tokens)がサポートされ、モデルの推論過程をチェックできるようになった。
また、チャットの応答で「Mermaid」チャートをレンダリングできるようになった。チャートはパンやズームといった操作が可能で、エディターで開くこともできる。
エージェント対応の強化
次に、組み込みのプランエージェントが刷新され、Discovery(コードベースの探索、プロジェクト構造の理解)→Alignment(計画を策定する前に、曖昧な部分を開発者に確認して明確化)→Design(実装計画を作成)→Refinement(検証基準を追加し、改良時に下された決定を文書化)という4つのステップで実装計画を立案できるようになった。
プランエージェントは「/plan」コマンドで簡単に呼び出しが可能。
そのほかにも、以下のAI機能が導入された。
- 複数のエージェント(ローカル、バックグラウンド、クラウド)を横断してタスク管理できるエージェントセッションビュー
- スキルによるエージェントのカスタマイズ(Agent Skills)
- コードベースをもとにエージェントへの指示を初期生成「/init」するコマンド
- AIエージェントの返答が視覚的・操作可能にする「MCP アプリ」
- Anthropicの「Claude Agent SDK」への対応
- エージェントが重要情報を記憶しセッションをまたいで活用できるようにする「Copilot Memory」
エージェントスキル(Agent Skills)は、本バージョンより一般提供(GA)という扱いだ。
また、エージェントを隔離環境で安全に実行する「ターミナル サンドボックス」が実験的に提供される(既定無効)。
統合ブラウザー
さらにワークベンチには、新しい統合型のWebブラウザーが導入される。これまで「Visual Studio Code」でWebページを開くために用いられていた「Simple Browser」は「iFrame」ベースとなっており、さまざまな制約があったが、新しい統合ブラウザーはフルスペックのWebブラウザーになっており、利便性が大きく向上した。
そのほかにも、使い勝手を向上させるさまざまな改善が盛り込まれているとのこと。
- 括弧や文字列の内容をダブルクリックで選択
- テキスト色のカスタマイズ性を拡充し、ブラケット(括弧)を見やすく
- 提案されているがまだ入力されていない「ゴーストテキスト」の下に点線を引いて視認性を向上
- スニペットを使う場所を指定・除外できるようにファイルパターンを拡張
「Visual Studio Code」は、Windows/macOS/Linuxで動作する高機能なコードエディター。現在、本ソフトの公式サイトや「ストア」アプリ(Microsoft Store)から無償でダウンロード可能。すでに利用している場合は、アプリの自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.109(26/02/05)
















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