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「Claude for Excel/PowerPoint」に3つの改善、コンテキスト同期やスキルに対応

MicrosoftやAmazon、GoogleのAI基盤にホストされている「Claude」で利用することも

同社のリリース

 米Anthropicは3月12日(日本時間)、「Claude for Excel」と「Claude in PowerPoint」のアップデートを発表した。3つの改善が実施されている。

 「Claude for Excel」「Claude in PowerPoint」は、同社のAI「Claude」を「Excel」「PowerPoint」アプリに統合するアドイン(対応プラットフォームはWindows、Mac、Web)。サイドペインで編集中のコンテンツについて質問したり、指示を出して編集してもらうことが可能。現在、リサーチプレビューのベータ版として「Pro」、「Max」、「Team」、「Enterprise」の各プランに提供されている。

 今回の改善では、まず会話のコンテキスト(文脈)がシームレスに同期されるようになった。たとえば「Claude for Excel」でスプレッドシート、「Claude in PowerPoint」でプレゼンテーションを開いている場合、「Claude」にスプレッドシートのセルを読み取らせ、スライドの作成に利用することが可能。ユーザーがそれぞれの「Claude」アドインにわざわざ説明し直さなくても、互いの事情を把握して応答するようになる。

 次に、「Claude for Excel」と「Claude in PowerPoint」の両方で「スキル」(Skills)がサポートされた。企業のブランドガイドラインを遵守させるといった社内独自のタスクをメンバーに「スキル」として定義してもらえば、それをチームへ展開するのが簡単になる。

 最後に、「Claude for Excel」と「Claude in PowerPoint」が「Claude」アカウント以外でも利用できるようになった。「Amazon Bedrock」、「Google Cloud」の「Vertex AI」、「Microsoft Foundry」で動作する「Claude」モデルに処理を振り分けることが可能。「Microsoft 365 Copilot」を利用しているのであれば、「Excel」のエージェントモードで「Claude」モデルを選ぶこともできる