残業を減らす!Officeテクニック
Wordは表を思うようにコピペできない! イライラと無駄な作業を解消する方法
2023年9月25日 06:55
Wordが言うことを聞かないことがありますよね。特に「表」はストレスが溜まる作業が盛りだくさんです。表の元データがあるのでコピー&ペーストしたら書式もコピーされてしまった!という悩みもよく聞きます。せっかくラクしようと思ったのに、以下のような状態になってしまったら残念ですよね。
Wordに慣れている人なら、右クリックから[貼り付け先のスタイルを適用]を選択するでしょう。貼り付けた結果は問題なさそうに思えるのですが、よく見ると……
書式は適用されたものの、セル内のインデントや行の高さが設定されています。インデントは[Delete]キーで削除できますし、行の高さも罫線をドラッグすれば解消できますが、すべての箇所を手作業で修正するのは手間ですよね?
今回は表を流用してWord文書に貼り付けたときに時短できるテクニックを紹介します。ここではExcelの表をWordに貼り付けることを想定していますが、既存のWordファイルに含まれる表を流用する時にも使えるテクニックです。
段落書式をクリアするショートカットキー
先ほどの余計なインデントを一瞬で解決するショートカットキーがあります。表全体を選択して[Ctrl]+[Q]キーを押すだけです。なお、文字書式をクリアしたい場合は[Ctrl]+[space]キーを押します。
列単位で貼り付ける
表のフォントや罫線などを個別に設定したい場合は、あらかじめ空の表を挿入しておき、元の表を列単位で貼り付けるテクニックも便利です。貼り付け時にセルを選択しておくことがポイントです。
元の表に対して空の表の行数が足らないと無視されてしまうため、数えるのが面倒なら行数を多めに用意しておいてもいいでしょう。なお、行単位でのコピーでも同様に操作できます。