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今話題の自律型エージェント「Hermes Agent」のデスクトップアプリが登場

Windows/Mac/Linux対応

「Hermes Desktop」がパブリックプレビュー

 米Nous Researchは6月2日(現地時間)、「Hermes Desktop」アプリをパブリックプレビューとして公開した。今話題の自律型エージェント「Hermes Agent」をGUIで管理できる。



 エージェントの多くは特定の開発環境(IDE)やコマンドラインツール、チャットボットなどに縛られており、アプリごとに「Codex」や「Claude」、「Gemini」などを使い分けなければならないのが実情だ。「Hermes Agent」はその制約を解き放ち、アプリを横断して好みのエージェントを使えるようにしてくれる。エージェントごとバラバラに管理されていた記憶が一元化され、使えば使うほど賢くなり、ユーザーに馴染んでいくのも魅力だ。

 とはいえ、「Hermes Agent」を自力で動かすのは簡単ではない。セットアップや運用にはそれなりの知識が要求されるため、ハードルが高いのが問題だった。デスクトップで動作するGUIの「Hermes Desktop」アプリの登場で、その状況はいくぶん改善されるはずだ。

セットアップもGUIで

 「Hermes Desktop」はWindows 10/11、macOS 12以降、Linuxに対応しており、現在、公式サイトから無償でダウンロード可能。初期リリースでは以下の機能を備える。

  • あらゆる場所で動作(Connect):「Telegram」「Discord」「Slack」「WhatsApp」「Signal」「Email」「CLI」など、さまざまなプラットフォームで利用可能。1つのエージェント、1つの記憶を、すべての画面から呼び出せる
  • 永続的な記憶(Remember):プロジェクトを学習、スキルを自動生成し、解決した問題を忘れない
  • スケジュール実行(Schedule):自然言語でレポート、バックアップ、ブリーフィングなどをスケジュール。ゲートウェイ経由でユーザーが見ていなくても実行
  • サブエージェントへの委任(Delegate):独自の会話、ターミナル、Python RPCスクリプトをもつ独立したサブエージェントを起動。コンテキスト消費ゼロのパイプラインを実現
  • Webブラウズ(Search):Web検索、Webブラウザー操作の自動化、ビジョン、画像生成、テキスト読み上げ、マルチモーダル推論
  • 分離されたサンドボックス(Experiment):ローカル、Docker、SSH、Singularity、Modalの5バックエンドに対応。コンテナーハードニングと名前空間の分離を実装
セットアップ後のユーザーインターフェイス

 モデルは各社のものが選べるが、自社提供のゲートウェイサービス「Nous Portal」も選べる。プランは「Free」「Plus」「Super」「Ultra」の4種類で、有料プランには「Nous Portal」の月間クレジットが付属し、300以上の最新モデルとビルトインのツール利用が可能だ。

「Nous Portal」が推奨だが、他のAIプロバイダーも選べる