やじうまの杜
Windows 11の「whesvc」が15分ごとにデータを送信している……という話はデマ
わざわざ止める必要はない
2026年8月3日 19:05
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
Microsoftが「Windows Health and Optimized Experiences」(whesvc:Windows の正常性と最適化されたエクスペリエンス)という新しいバックグラウンドサービスをWindows 11に追加し、CPU、温度、バッテリーなどのデータを15分ごとに送っている……とある「X」(Twitter)ユーザーがそんな主張をし、執筆時現在で9.5万以上もの表示回数を記録しています。ノートPCのバッテリーを管理するためのサービスで、デスクトップゲーミングPCでは無用の長物だそうです。
MICROSOFT ADDED A NEW BACKGROUND SERVICE TO YOUR PC IN WINDOWS 11.
— Xilly (@x1lly)July 31, 2026
It is called Windows Health and Optimized Experiences.
It starts automatically every time you boot. It monitors your CPU, thermals, and battery then sends data to Microsoft every 15 minutes.
It was built for…pic.twitter.com/BPoQUTY4wx
しかし、これは正しくない情報であるとのこと。
This was added in 2025 and is for Performance-diagnostic capture: When Windows detects slow or sluggish behavior, it can record targeted performance traces locally under %SystemRoot%TempDiagOutputDirWhesvc that can be filed with Feedback Hub. It’s not laptop specific.
— Scott Hanselman 🌮 (@shanselman)August 2, 2026
SAYING…https://t.co/t0e1AWTdiO
Microsoft社のScott Hanselman氏によると、このサービスは2025年に導入されたものであり、最近追加されたものではないとのこと。システムの動作が遅くなった際に、対象を絞ったパフォーマンス情報を「%SystemRoot%¥Temp¥DiagOutputDir¥Whesvc」以下へローカルに記録します。Microsoftへ送信されるのは、ユーザーが「フィードバック Hub」からフィードバックを送った場合に限られ、ノートPC専用のサービスでもないのだそう。
氏が「Performance-diagnostic capture」(パフォーマンス診断キャプチャー)と表現したことで、スクリーンを録画するのかと勘違いしたユーザーもいましたが、記録にはOSの『パフォーマンス カウンター』(CPUやメモリ、ディスクの使用量といった統計情報を収集する仕組み)などが用いられているとのことで、その心配もありません。
つまり、別に怪しいサービスではないので、わざわざ止める必要はないでしょう。
ただ、説明には改善の余地はあるかも。日本語では『ユーザー エクスペリエンスを向上させるには、デバイスを監視します』となっていますが、よくわからないうえ、なんか怖いです。


















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